キスしたくなる唇って、とっても魅力的。だけど鏡に映る自分の唇はガサガサ……。唇が荒れやすい、乾燥しやすい、リップを塗っても改善しない……それってもしかしたら栄養不足かも? ぷるぷるの唇を手に入れるために取り入れたい大切な栄養素について、管理栄養士の前田美紀江さんにお話を伺いました。
■唇ケアに必要な栄養素って?
──唇の荒れや乾燥は、栄養不足も原因となるのでしょうか?
「唇は顔の中でも最も乾燥しやすく、敏感になりやすい部位です。唇の乾燥には、季節、食べ物や飲み物、刺激物の影響などあらゆる外的な要因がありますが、やはり皮膚なので栄養不足も大敵。タンパク質、ビタミンA、ビタミンB2、B6、ビタミンC、ビタミンEなどが欠乏することにより、乾燥や荒れが生じてしまうことがあります」
──具体的にそれぞれの栄養素の効果と、含まれている食材を教えてください。
「タンパク質は唇の皮膚だけでなく、あらゆる体づくりの元になる栄養素です。卵・肉・魚・大豆製品(豆腐)などに含まれています。
ビタミンAは肌に潤いを与え、粘膜を整えます。緑黄色野菜・レバー・うなぎなどに含まれています。
ビタミンB2とB6は細胞の再生に関わる栄養素で、肌にハリや弾力性を与えます。ビタミンB2はレバー・うなぎ・さば・納豆など。ビタミンB6はレバー・カツオ・マグロなどに含まれています。
ビタミンCは肌のハリや弾力に関わるコラーゲンの合成を助けます。柿・ブロッコリー・いちごなどに含まれています。
ビタミンEは血流を良くする栄養素で、唇の血色などに関わります。かぼちゃ・アーモンド・サーモンなどに含まれています」
「唇は顔の中でも最も乾燥しやすく、敏感になりやすい部位です。唇の乾燥には、季節、食べ物や飲み物、刺激物の影響などあらゆる外的な要因がありますが、やはり皮膚なので栄養不足も大敵。タンパク質、ビタミンA、ビタミンB2、B6、ビタミンC、ビタミンEなどが欠乏することにより、乾燥や荒れが生じてしまうことがあります」
──具体的にそれぞれの栄養素の効果と、含まれている食材を教えてください。
「タンパク質は唇の皮膚だけでなく、あらゆる体づくりの元になる栄養素です。卵・肉・魚・大豆製品(豆腐)などに含まれています。
ビタミンAは肌に潤いを与え、粘膜を整えます。緑黄色野菜・レバー・うなぎなどに含まれています。
ビタミンB2とB6は細胞の再生に関わる栄養素で、肌にハリや弾力性を与えます。ビタミンB2はレバー・うなぎ・さば・納豆など。ビタミンB6はレバー・カツオ・マグロなどに含まれています。
ビタミンCは肌のハリや弾力に関わるコラーゲンの合成を助けます。柿・ブロッコリー・いちごなどに含まれています。
ビタミンEは血流を良くする栄養素で、唇の血色などに関わります。かぼちゃ・アーモンド・サーモンなどに含まれています」
──効果的にそれらのビタミンを摂取する方法を教えてください。
「含まれている食材をご覧いただくとわかるように、基本的にビタミンC以外は『メインのおかず』を取ることで栄養を摂取できます。メインのおかずとは、タンパク質を使った料理ですね。『肉・魚・卵・大豆製品』のことです。1日1回ではなく、毎食しっかりメインのおかずを取り入れていきましょう。
ビタミンCは野菜やフルーツに含まれていますが、熱に弱いため、サラダなどにして生の状態で食べるようにするとより吸収が良くなりますよ」
「含まれている食材をご覧いただくとわかるように、基本的にビタミンC以外は『メインのおかず』を取ることで栄養を摂取できます。メインのおかずとは、タンパク質を使った料理ですね。『肉・魚・卵・大豆製品』のことです。1日1回ではなく、毎食しっかりメインのおかずを取り入れていきましょう。
ビタミンCは野菜やフルーツに含まれていますが、熱に弱いため、サラダなどにして生の状態で食べるようにするとより吸収が良くなりますよ」
■体づくりの土台はタンパク質!
──冬のリップケアで女性が見落としがちなポイントはありますか?
「ヘルシー思考の女性が陥りがちなのが『タンパク質を摂らないこと』。例えば、サラダランチとか、スープランチとか。一見ヘルシーなのですが、唇の皮膚の材料はタンパク質です。その土台があった上で、他のビタミン類が潤いやハリを助けてくれます。
まずはしっかり皮膚の材料となるタンパク質が含まれている『肉・魚・卵・大豆製品のおかず』を食べましょう。このタンパク質は唇の皮膚だけでなく全ての体づくりに関わります。美しい肌・髪・爪・筋肉を得たいのであれば、土台のタンパク質が大切です!」
──最後に、冬のリップケアに毎年悩んでいる女性にアドバイスをお願いします。
「唇は、保湿機能が他の皮膚に比べて弱い部分。タンパク質を中心に、上記の栄養素を食事からしっかり摂取して、体の内側からケアしていきましょう。荒れがひどい場合は刺激物(特に辛いもの)を控えるなど、外側からのケアも忘れずに。またご自身に合うリップクリームの力も借りてこまめに保湿をしてくださいね」
「ヘルシー思考の女性が陥りがちなのが『タンパク質を摂らないこと』。例えば、サラダランチとか、スープランチとか。一見ヘルシーなのですが、唇の皮膚の材料はタンパク質です。その土台があった上で、他のビタミン類が潤いやハリを助けてくれます。
まずはしっかり皮膚の材料となるタンパク質が含まれている『肉・魚・卵・大豆製品のおかず』を食べましょう。このタンパク質は唇の皮膚だけでなく全ての体づくりに関わります。美しい肌・髪・爪・筋肉を得たいのであれば、土台のタンパク質が大切です!」
──最後に、冬のリップケアに毎年悩んでいる女性にアドバイスをお願いします。
「唇は、保湿機能が他の皮膚に比べて弱い部分。タンパク質を中心に、上記の栄養素を食事からしっかり摂取して、体の内側からケアしていきましょう。荒れがひどい場合は刺激物(特に辛いもの)を控えるなど、外側からのケアも忘れずに。またご自身に合うリップクリームの力も借りてこまめに保湿をしてくださいね」
唇の乾燥が気になる季節。内側からも外側からもしっかりケアをして、キスしたくなるような唇を手に入れちゃいましょうね。
(伊東ししゃも+アリシー編集部)
(伊東ししゃも+アリシー編集部)
伊東 ししゃも
フリーライター。元システムエンジニアで、趣味はインターネットとパン作り。食べることも大好きで、流行ってるグルメは見逃せない! 現在2児の母。すっかり失われかけた女子力を、また取り戻そうと奮闘中。
フリーライター。元システムエンジニアで、趣味はインターネットとパン作り。食べることも大好きで、流行ってるグルメは見逃せない! 現在2児の母。すっかり失われかけた女子力を、また取り戻そうと奮闘中。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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