仕事が多忙になる上に、忘年会や帰省などのイベントも多くなる12月。そんな忙しさや寒さから、「冬のお風呂が面倒くさい！」と感じている人も多いのでは？　実際、冬は他の季節ほど汗はかかないし「洗わなくても大丈夫」と思ってしまいますよね。とはいえ、満員電車やお店の中は暑いし、意外と汗をかいていることも……。

そんな、“冬のお風呂が面倒”な女子にドライシャンプーがおすすめらしい。なんでも、水がなくてもOKだから、お部屋で使えるとっても便利なアイテムということ。しかし、筆者は「洗いたては良いけど、1日は持たないのでは？」と疑問に思ってしまうのです。そこで、ドライシャンプーへの疑問を解決すべく、実際に使って1日過ごしてみました。

ドライシャンプーで1日やり過ごせるか、ということで実験開始。夜の入浴時にシャンプーをパスし、ドライシャンプーを使用することにしました。そのまま水を使うシャンプーはせずに就寝し、次の日の朝から普段通り活動することに。

TSUBAKI「お部屋でシャンプー」です。1000円くらいで購入でき、内容量は180ml。早速使ってみました。

こちらのドライシャンプーはジュレタイプなので、蓋を外したらボトルを頭皮に近づけて直接塗布。傾けると少しずつ自然に液体が出てくるため、出しすぎたりする心配はありません。また、ボトルを強く押さなければ液だれすることもなさそう。

シャンプーを塗布したら、マッサージするように指でなじませていきます。シャンプーをする時のように、指の腹を使って揉み込めばOK。頭皮にシャンプーが広がると、だんだんスースーしてきます。また、ミントのような爽やかな香りがしてきました！　はじめは頭皮が濡れている感覚があるのですが、徐々に揮発していき、さっぱり。手もベタベタしません。

マッサージしてそのままでもOKですが、タオルで拭き取るとよりスッキリとします。

こちらがドライシャンプーをする前の髪。

ドライシャンプーをした後。ビフォアと比べて少しウエットになっているくらいで、見た目はあまり変化がありません。それでは、さっぱりしたところで就寝します！

ドライシャンプーをして寝た翌日は、というと……。

スッキリ〜！　ベタつきは感じず、シャンプーをして寝た日と同じ感じ。家族に嗅いでもらったところ「臭くない」とのこと。

まくらに巻いておいたタオルも臭くなっていません（笑）。これなら満員電車に乗っても安心。

朝まで7〜8時間はベタつきや匂いが気になりませんでしたが、平日いつもどおりに過ごしても気持ち悪くないのか、検証してみます。といっても筆者は、基本在宅ワーカー。暖房の効いた我が家で仕事&犬の散歩（早歩きで30分以上なので、結構汗をかく）くらいしか活動しないため、その様子は割愛します。

ドライシャンプーから丸1日経ちました。日中過ごしていても特に不快感はなく、普通にシャンプーした日と同じ感じです。触ってみると……。

ベタベタしない！　48時間近くシャンプーをしていないことになりますが、特にベタベタはしていません。ちなみに、家族に匂いを嗅いでもらったところ、「そんなに臭くない！（笑）」とのこと。ドライシャンプーをしてから丸1日経っているので、シャンプーの良い香りはしないそうです。

ドライシャンプーを初めて使ってみた感想ですが、すごくいい！　筆者はシャンプーをしてスッキリするのが好きなのですが、TSUBAKI「お部屋でシャンプー」は清涼感があってさっぱりとするから大満足。今の季節、お風呂が面倒な時や、朝シャン派なのに寝坊をしてしまった時はもちろんですが、風邪をひいてしまいシャンプーをしたくない時にも使えそうです。夏場も、汗が気になる時にどこででも使えるのが良いですね。水が使えなくなる災害時にも便利とのことで、防災グッズに加えている人もいるそうですよ。

今回使用したドライシャンプーはジェルタイプでしたが、スプレーやシート、泡、パウダーなど様々なタイプが各社から発売しています。自分にあったものを探して、試してみて。

忙しさや寒さからシャンプーが億劫になってしまうこの季節。ドライシャンプーを使って、爽やかに乗り切りましょう！

（河島まりあ＋アリシー編集部）