青森県八戸はサバ缶の町!サバ缶をこよなく愛する八戸夫婦の究極レシピ
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

青森県八戸はサバ缶の町!サバ缶をこよなく愛する八戸夫婦の究極レシピ

第4回 愛しのサバ缶。
\汁まで使い尽くす!/
豊かな海の幸に恵まれる青森県八戸市。そんな八戸市ではサバ缶の生産も盛んで、2018年には「八戸サバ缶バー」という商品が青森県知事賞を受賞しました。
こちらが「八戸サバ缶バー」。ポップなデザインがかわいい。
八戸市に住み、サバ缶をこよなく愛しているのがこちらの髙森さんご夫婦。
髙森さんご夫婦♪(画像提供/髙森えりか)
ご夫婦が考案したサバ缶アレンジレシピは、テレビ東京のグルメ番組でも取り上げられました。そんなサバ缶大好きな髙森えりかさんに、サバ缶の魅力を聞いちゃいました!

■料理初心者の味方、サバ缶!

──髙森さんにとってサバ缶とは?

「八戸で生まれ育った私にとって、物心ついたときから食卓に並んでいたサバ缶はとても身近な食材で、故郷を感じさせてくれる大切な存在です。就職を期に上京し、地元が恋しくなった頃に実家から届いた仕送りにサバ缶が入っていて、手に取った瞬間に懐かしさで心が温まったのを今でも覚えています」

──サバ缶の魅力を教えてください。

「サバ缶の魅力は、汁ものでも主菜でもパスタでも、お弁当のちょっとした一品でも、少しの手間でいろんなバリエーションのメニューを作れることです。私自身、サバ缶と冷蔵庫の余っている食材を使って何かアレンジしてみよう、と思い立ったのがそもそもサバ缶にハマるきっかけでした。

また魚をさばくのが苦手なので、サバ缶は重宝していました。サバ缶は料理初心者の強い味方になってくれると思います」

今回は、髙森さんにサバ缶のアレンジレシピを3つ伝授してもらいました!

■サバキャベツ

<材料>
・サバ水煮缶 1缶
・キャベツ  1/4玉
・にんにく  2片
・鷹の爪   適量
・塩コショウ 適量

<作り方>
1.キャベツを一口サイズに手でちぎり、水で洗う。
2.フライパンでサラダ油を熱し、みじん切りにしたにんにくを香りが出るまで炒め、キャベツを入れる。
3.軽く火が通ってきたら、サバ缶を汁ごと回し入れる。サバは軽くほぐして材料と混ぜ合わせるように炒める。輪切りにした鷹の爪と塩コショウで味をととのえたらできあがり。
さばの旨みとにんにくの風味がしっかり効いた一皿! 手でちぎったキャベツは食感にばらつきが出て、食べるのが楽しいですよ。ごはんのおかずやおつまみはもちろん、このままパスタに乗せてもおいしそう。

■サバナス味噌煮

<材料>
・サバ味噌煮缶 1缶
・ナス     2本
・玉ねぎ    1個
・酒      大さじ1
・みりん    大さじ1

<作り方>
1.ナスを乱切りにし、水につけてあく抜きをしておく。
2.中火で熱したフライパンにサラダ油を入れ、ナスとくし切りにした玉ねぎを軽く炒める。
3.酒、みりんを入れ、材料全体に火が通ったら、サバ缶を汁ごと回し入れる。サバは軽くほぐして材料と軽く混ぜ合わせ、しばらく煮たらできあがり。

味が薄めだと感じた方は、めんつゆなどで調整してもOK。お皿に盛るときに小ねぎと細切り唐辛子を散らすと、彩りが良くなりますよ。
まさにご飯のおかず! 大きめに切ったナスにも味噌煮の味がちゃんと染み込んでいるので、とってもおいしいです。筆者はこのあと一味唐辛子を少し足しましたが、おいしかったですよ。

ここで髙森さんからワンポイントアドバイス。
「サバナス味噌煮とサバキャベツのポイントは『汁を活用』すること。特に今回のレシピのように、煮たり炒めたりと火を通す場合は味付けの失敗も少なくなり、時短にもなります。また汁にはサバの旨みも栄養もあるので、ぜひ缶の汁は捨てずに活用してみてください!」

■サバのせ餅ピザ

こちらのレシピ、筆者は髙森さんもオススメしている「八戸サバ缶バー」を使ってみました!
<材料>
・餅
・ピザ用チーズ
・サバ缶(水煮) ※量は作る量によって合わせてください

<作り方>
1.天板にアルミホイルを敷き、餅を並べ、チーズ、ケチャップ、サバ水煮の順に乗せる。

普通のアルミホイルだとくっつきやすいので、軽く油をひくと良いそうです。分厚いお餅は半分の薄さに切って。筆者はお正月の小さな丸餅が残っていたのでそれを使いました!

また、サバ缶は「缶の中でほぐしてから乗せると手間がかからない」と髙森さん。余ったサバは別の料理に使っても◎。

2.オーブントースターで7分ほど焼いたらできあがり。お好みで黒こしょうを振って。
サバとチーズの相性が意外と良く、簡単なのにもりもり食べられる餅ピザになりました! またこの「八戸サバ缶バー」が美味。しっかり食べごたえのあるサバなのに、魚臭さがあまりないため、洋風のアレンジにもぴったりです。

■毎日の料理にサバ缶を

最後に、髙森さんにサバ缶を楽しむコツをお伺いしました。

「今まで、和食に使うイメージが強かったサバ缶ですが、最近は洋食でもどんどんサバ缶を取り入れた手間いらずの料理が増えています。毎日の料理に、お弁当の一角に、お酒のつまみに……私も、いろんなシーンでサバ缶を取り入れて楽しんでいます。

最近は、様々なサバ缶の会社さんがアヒージョ、パプリカチリソース、ゆずなど、いままでにない味付けのサバ缶商品を販売しているので、マンネリ化することなく楽しめるはずですよ」
保存も効くのでストックしやすいサバ缶。みなさんもぜひ、お好きなシーンでサバ缶料理を楽しんでみてはいかがでしょうか。

(伊東ししゃも+アリシー編集部)
伊東 ししゃも
伊東 ししゃも
フリーライター。元システムエンジニアで、趣味はインターネットとパン作り。食べることも大好きで、流行ってるグルメは見逃せない! 現在2児の母。すっかり失われかけた女子力を、また取り戻そうと奮闘中。
フリーライター。元システムエンジニアで、趣味はインターネットとパン作り。食べることも大好きで、流行ってるグルメは見逃せない! 現在2児の母。すっかり失われかけた女子力を、また取り戻そうと奮闘中。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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