30歳を目前に、女性はこれからの人生について色々と悩むもの。キャリアコンサルタントでもある筆者・加藤晶子が、仕事もプライベートも一緒に考えます! 今回のご相談者は、転職したばかりの職場で、新しい仕事についていくのに苦労している加藤さん。将来、子どもを産んだ時に今の働き方を続けられるのかどうかも不安に感じているようです。
■今回のご相談者はこの方
加藤さん(32歳)
大学卒業後、メディア製作会社やマスコミ関連企業に勤務したのち、人材系企業へ転職。未経験から採用コンサルティング営業を担当。入社して間もないが、年齢的に若手ではないので、自分の力で何とかキャッチアップしようと努力中。今はまだ残業もいとわないが、将来子どもを産んだ時のことを考えると、このままの働き方を続けられるのかも不安に思っている。
大学卒業後、メディア製作会社やマスコミ関連企業に勤務したのち、人材系企業へ転職。未経験から採用コンサルティング営業を担当。入社して間もないが、年齢的に若手ではないので、自分の力で何とかキャッチアップしようと努力中。今はまだ残業もいとわないが、将来子どもを産んだ時のことを考えると、このままの働き方を続けられるのかも不安に思っている。
■仕事を教えてもらえず、覚えるのが大変。どうしたらいい?
筆者:まだ転職して1年も経っていないんですよね。
加藤さん:はい、半年ほどです。仕事内容は初めてのことばかりなので、丁寧に教えてくれるのかと思っていましたが、基本的には先輩に同行して見て学ぶか、分からないことは聞きに行くのが当然というスタンスで、正直戸惑っています。今いる部署全体の課題だと思うのですが、 あまり育成に力を入れていないようです。
筆者:今は、会社側に育てる余裕がないことも多いので、そういったお悩みはよく聞きます。体制が整っていないからこそ、今後、自分が教える立場になることも考えて、それを体系化するのが加藤さんの役割かもしれませんね。自分が苦労したからこそ、「分からないポイント」を押さえてうまく人に伝えることができる。それは大きな価値になると思います。
加藤さん:なるほど……。ただ、20代の時は本当に素直に人に聞けたりしたんですけど、30歳を過ぎてもう年齢的に若手でないこともあり、特に年下の同僚に色々聞くのが恥ずかしくなっています。自分のプライドが邪魔しているのかなと思うこともあって。
筆者:その点は自分と折り合いをつけていくことが大切ですね。それに、意外と他人はそんなに気にしていないものです。もし何か思うことがあったとしても、きっと1ヶ月も経たないうちに忘れているはずですよ。
加藤さん:他人の目はそこまで気にしなくていいのですね。
加藤さん:はい、半年ほどです。仕事内容は初めてのことばかりなので、丁寧に教えてくれるのかと思っていましたが、基本的には先輩に同行して見て学ぶか、分からないことは聞きに行くのが当然というスタンスで、正直戸惑っています。今いる部署全体の課題だと思うのですが、 あまり育成に力を入れていないようです。
筆者:今は、会社側に育てる余裕がないことも多いので、そういったお悩みはよく聞きます。体制が整っていないからこそ、今後、自分が教える立場になることも考えて、それを体系化するのが加藤さんの役割かもしれませんね。自分が苦労したからこそ、「分からないポイント」を押さえてうまく人に伝えることができる。それは大きな価値になると思います。
加藤さん:なるほど……。ただ、20代の時は本当に素直に人に聞けたりしたんですけど、30歳を過ぎてもう年齢的に若手でないこともあり、特に年下の同僚に色々聞くのが恥ずかしくなっています。自分のプライドが邪魔しているのかなと思うこともあって。
筆者:その点は自分と折り合いをつけていくことが大切ですね。それに、意外と他人はそんなに気にしていないものです。もし何か思うことがあったとしても、きっと1ヶ月も経たないうちに忘れているはずですよ。
加藤さん:他人の目はそこまで気にしなくていいのですね。
■子どもを産んだら今の働き方は続けられない?
筆者:普段はどのくらいまでお仕事をされているのですか?
加藤さん:平均的には20時半くらいまでです。最近は22時くらいになってしまう時もあります。
筆者:将来子どもを産むことを考えたら、その働き方を続けるのは難しいですよね。
加藤さん:絶対無理です。入社当時は「マネージャーになりたい!」という気合いで入って、子どもを産んでも両立させていくつもりでいましたが……。
筆者:例えば、お給料が減ってもいいので、もう少し時間の融通が利いて楽なお仕事に代わるということは考えていませんか?
加藤さん:今のところ考えていませんね。大変でも、マネージャーは目指したいと思っています。
筆者:では、子どもを産んだ後の働き方は、どのような状態が理想なのでしょうか。
加藤さん:やっぱり、子どもがいたら時短ですかね……。
筆者:フルタイムだったとしても、残業はしないという選択肢もあります。例えば9時~17時で8時間勤務など。今ある条件で考えるというよりも、自分がどうしたいかを考えてみた上で、改めて選択肢を見てみるといいですね。
加藤さん:平均的には20時半くらいまでです。最近は22時くらいになってしまう時もあります。
筆者:将来子どもを産むことを考えたら、その働き方を続けるのは難しいですよね。
加藤さん:絶対無理です。入社当時は「マネージャーになりたい!」という気合いで入って、子どもを産んでも両立させていくつもりでいましたが……。
筆者:例えば、お給料が減ってもいいので、もう少し時間の融通が利いて楽なお仕事に代わるということは考えていませんか?
加藤さん:今のところ考えていませんね。大変でも、マネージャーは目指したいと思っています。
筆者:では、子どもを産んだ後の働き方は、どのような状態が理想なのでしょうか。
加藤さん:やっぱり、子どもがいたら時短ですかね……。
筆者:フルタイムだったとしても、残業はしないという選択肢もあります。例えば9時~17時で8時間勤務など。今ある条件で考えるというよりも、自分がどうしたいかを考えてみた上で、改めて選択肢を見てみるといいですね。
加藤さん:マネージャーになったら、うまく仕組みを作って、自分は動かなくてもちゃんと部下が育って成果をあげられる体制にできたらかっこいいなと思ってはいます。まあ、まだ自分がなれるという自信はないんですけど……。
筆者:今の会社でずっとやっていきたい気持ちはあるんですか?
加藤さん:そうですね。今の仕事はお客様に色々な提案ができてすごく面白いと感じています。だからこそ難しくもあるのですが、やりがいは感じていて楽しいので、できればこのまま続けたいです。
筆者:仕事が楽しいと思えていることは素晴らしいですね。あとは、残業でカバーするのではなく、うまく仕組みを作ってみんながもう少し働きやすくなる環境に変えることを目標にするといいと思います。
加藤さん:やってみたいです!
筆者:今の会社でずっとやっていきたい気持ちはあるんですか?
加藤さん:そうですね。今の仕事はお客様に色々な提案ができてすごく面白いと感じています。だからこそ難しくもあるのですが、やりがいは感じていて楽しいので、できればこのまま続けたいです。
筆者:仕事が楽しいと思えていることは素晴らしいですね。あとは、残業でカバーするのではなく、うまく仕組みを作ってみんながもう少し働きやすくなる環境に変えることを目標にするといいと思います。
加藤さん:やってみたいです!
筆者:大変な環境にいると、自分がどこに向かっているかわからなくなることもありますよね。そんな時こそ、長期的な目標や自分がやりたいことを思い描けると、気持ちが前向きになれますよ。
加藤さん:まず思いがあることが大事、ということですね。
筆者:そうそう、それを忘れずにいられるといいですね。
加藤さん:今は目の前のことにがんじがらめになっているんですけど、難しいとは思いながらも、自分は下を育てる立場になってみたいのだと、改めて言葉にして気づきました。目の前にある今できないことを思い悩むのではなく、将来の自分のために活かせる材料なんだと捉え方を変えると、気持ちが楽になりました。ありがとうございます!
加藤さん:まず思いがあることが大事、ということですね。
筆者:そうそう、それを忘れずにいられるといいですね。
加藤さん:今は目の前のことにがんじがらめになっているんですけど、難しいとは思いながらも、自分は下を育てる立場になってみたいのだと、改めて言葉にして気づきました。目の前にある今できないことを思い悩むのではなく、将来の自分のために活かせる材料なんだと捉え方を変えると、気持ちが楽になりました。ありがとうございます!
すごく頑張り屋さんで、仕事に対しても誠実に取り組んでいるからこそ悩んでしまっていた加藤さん。女性は特に目の前のことにとらわれてしまいがちですが、中長期的な視点で「自分はどうしたいのか?」を考えられると、目の前の悩みを乗り越えられることも多いです。まずは、自分のなりたい理想の姿を思い描くことから始めてみると良いですね。
(加藤晶子+アリシー編集部)
(加藤晶子+アリシー編集部)
「仕事でもプライベートでも求められ過ぎて、全部こなすなんて無理!どうすれば?」などの女子のモヤモヤを座談会でぶっちゃけトーク! モヤモヤも少しは解消されるかも!?
加藤晶子
渋谷区在住のワーママライター。夫はミャンマーにいるため4歳の娘のワンオペ育児中。「自分らしい働き方・生き方」に興味をもち、自身も銀行員⇒会社員⇒契約社員⇒NPO団体職員⇒フリーランスと働き方を模索してきた。キャリアコンサルタントとして、悩める女性の相談に日々のっている。
渋谷区在住のワーママライター。夫はミャンマーにいるため4歳の娘のワンオペ育児中。「自分らしい働き方・生き方」に興味をもち、自身も銀行員⇒会社員⇒契約社員⇒NPO団体職員⇒フリーランスと働き方を模索してきた。キャリアコンサルタントとして、悩める女性の相談に日々のっている。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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