Twitterで、「秋田県の南地域では、料理を寒天に固めて食べる習慣がある」という投稿が話題になりました。投稿者は、秋田出身のイラストレーター・ふるえるとりさん。
その材料は幅広く、サラダや卵、それに食パンと意外な食べ物まで固めるそうです。なんでも寒天にしてしまう面白そうなこの料理、さっそく再現してみました。
■ポテトサラダの寒天
寒天料理はどんな料理を固めてもOKです。まずはカラフルで見た目もきれいなポテトサラダを入れてみました。
<材料>
<材料>
粉寒天 2g
サラダ 200g(今回は市販のサラダを使っています)
水 300ml
白だし 大さじ2
<作り方>
サラダ 200g(今回は市販のサラダを使っています)
水 300ml
白だし 大さじ2
<作り方>
1)鍋のお湯が沸騰したら、粉寒天を入れて2分間ほど加熱して溶かします。
2)鍋の火を止め、ポテトサラダを加え混ぜ合わせます。
3)型に移し替え、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やし固めます。今回は100均にあるパウンド型を使いました。
4)中身がしっかり固まったら、型の隅に竹串を刺して回しながら空気を入れます。
5)型をまな板などの上に返し、取り出して切り分けたら完成です。
サラダ寒天は、つるんとしていて舌触りもなめらか。固めることでじゃがいもの粉っぽさが消えて、食べやすくなったように思います。口当たりもいいので、体調が優れない時などでも食べられそうですね。
サラダ寒天は、つるんとしていて舌触りもなめらか。固めることでじゃがいもの粉っぽさが消えて、食べやすくなったように思います。口当たりもいいので、体調が優れない時などでも食べられそうですね。
■卵寒天
秋田の寒天料理でメジャーなのが卵寒天。こちらも早速試してみましょう。
<材料>
<材料>
粉寒天 2g
卵 1個
砂糖 30g
水 300ml
みりん 大さじ2
<作り方>
卵 1個
砂糖 30g
水 300ml
みりん 大さじ2
<作り方>
1)卵をボウルで溶いておきます。
2)お湯を沸かした鍋に、粉寒天・砂糖・みりんを入れてかき混ぜます。
3)鍋に溶き卵を入れ、お箸でさっと混ぜて型に流し込みます。
4)粗熱が取れたら型に入れ、冷蔵庫で冷やします。
5)固まったら型からはずして完成です。
かきたま汁のような見た目に反して、ほんのり甘い味でデザートのよう。秋田ではこの寒天がよく作られているそうですが、汁ものを固めてしまう発想も斬新で面白いと感じました。卵以外にもみそ汁やスープなどで作っていいかもしれませんね。
かきたま汁のような見た目に反して、ほんのり甘い味でデザートのよう。秋田ではこの寒天がよく作られているそうですが、汁ものを固めてしまう発想も斬新で面白いと感じました。卵以外にもみそ汁やスープなどで作っていいかもしれませんね。
■食パンとココアの寒天
今度はスイーツっぽい寒天を作ってみたいと思い、食パンとココアの寒天にトライします。
<材料>
<材料>
粉寒天 2g
ココア(加糖) 36g
食パン 1枚
水 300ml
<作り方>
ココア(加糖) 36g
食パン 1枚
水 300ml
<作り方>
1)食パンは一口サイズにカットしておきます。
2)鍋の中のお湯に粉寒天とココアを加え、2分ほど火にかけます。
3)粗熱が取れたら型に流し、食パンを加えます。
4)冷蔵庫で冷やし、固まったらできあがりです。
カットして出せば、おしゃれなカフェのスイーツのようです。食べてみると食パンの表面が寒天で固められて、しこしこと歯ごたえがある食感に。ココアと食パンを固めるだけでこんなに垢ぬけたデザートになるのは意外でした。
カットして出せば、おしゃれなカフェのスイーツのようです。食べてみると食パンの表面が寒天で固められて、しこしこと歯ごたえがある食感に。ココアと食パンを固めるだけでこんなに垢ぬけたデザートになるのは意外でした。
秋田南の寒天料理は黒ごまやそうめん、野菜炒めなどを入れてもOK! 自分だけのお気に入りの寒天料理を作ってみてください。
(大田ちえこ+アリシー編集部)
(大田ちえこ+アリシー編集部)
大田ちえこ
食とうつわを愛するライター。
アリシーでは、いかに美味しそうな料理写真が撮れるかをモットーに執筆中。
ファッションはだいたいユニクロ系。
食とうつわを愛するライター。
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ファッションはだいたいユニクロ系。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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