こんにちは5歳です。Twitterで嫁との生活についてツイートしていたら「お嫁さんの恐ろしい所と、甘えん坊な所のギャップが可愛い！」と話題になり、ついにフォロワー数13万人を突破しました。

ツイートが原作になった漫画も発売され、今Twitterで一番乗りに乗っているアカウントです。主に嫁と2人の愛すべき息子達について呟いたり、時々コラムを書いたりしています。

アリシーでは、僕と嫁のご飯を介したやりとりを交えながら、とびきりおいしいオリジナルレシピをご紹介します。さて、今日のご飯は……

友だちにキャンプ道具を一式貰ったので、さっそくミニキャンプに行きました。

普段はどこかに出掛けようとすると「えぇ〜家でゲームしてた〜い！」と文句を言う息子たちも「焚き火をしよう!!」と誘うと2人とも声を揃えて「いくいくー！」と車に飛び乗ります。火を見ると本能が騒ぐのでしょうか、僕としては子どもたちとアウトドアで遊べるのはとてもうれしいことです。「父親やってるぜ！」って気分になるんですよね。

という事で今回は、キャンプ料理で一番おいしいと言われているダッチオーブンのグリルチキンを作りたいと思います！　道具さえあればアウトドア初心者でも簡単に作れるので、オススメの料理です！

＜材料＞

・手羽元　　　　　10本
・ニンジン　　　　3本
・じゃがいも　　　8個
・刻みにんにく　　大さじ1杯
・塩胡椒　　　　　適量

＜作り方＞

1.火を起こします。

2.ダッチオーブン用の台があると便利です。ある程度燃えた薪を台に乗せます。

3.にんにく、塩胡椒を揉み込んだ手羽元を焼き色が付くまで炒めます。

鍋だけではなくフタの部分もフライパンになっているので、両方使って、表面がカリッとするまで焼きます。

4.手羽元を一度取り出して、そこに焦げ防止の網を敷きます。

網の上にニンジン、じゃがいもを並べて……。

さらに手羽元を重ねます。

5.フタをしたら鍋の上にも薪を乗せます。上からも下からも加熱できるのがダッチオーブンの良いところです。20分したらできあがり。

一応じゃがいもに竹串を刺して火が通っているのか確認しましょう！

息子たちは森から薪を拾ってきて、せっせと焚き火にくべていきます。普段は「ちょっと手伝って〜」と家事をお願いしても無視するんですけど、焚き火をしている時だけはスイッチが入ったかのように黙々と山の中を歩き回り薪を集めてきます。最近はゲームばかりしていて、こいつら大丈夫か？？　と不安になったりしていますが、こうやって自然の中に連れてくれば、しっかり楽しむ事ができるのです。

息子たちが燃やした薪で食材の入ったダッチオーブンを加熱すると、鍋の中からはおいしそうな音が聞こえてきます。「まだかな、まだかな」という息子たちに「赤子泣いてもフタとるな！」とキャンプの極意を教えます。気長に待つのがおいしく作る秘訣です。

20分待ってダッチオーブンの重いフタを開けるとおいしい香りが辺りに広がります。普段キッチンで料理をしていたらできあがる瞬間に子どもが立ち会う事はないけれど、完成の瞬間を一緒に楽しめるのがキャンプ飯の良いところです。

僕も小さい頃は父親によくキャンプに連れて行ってもらいました。アウトドアで手際良く作業をする父を見てカッコいいなと思ったものです。父親が子どもたちのヒーローになれるのもキャンプの良いところなのです。

この夏は息子たちにカッコいい所をたくさん見せつけたいと思う。

（5歳＋アリシー編集部）