料理の基本は「さしすせそ」という言葉を聞いたことはありますか? 主に和食に用いられる調味料の頭言葉を並べたものです。その筆頭にやってくる「さ」の砂糖。でもスーパーマーケットの調味料売り場へ行くと、砂糖の種類に圧倒されてしまう、なんてことはないですか。レシピにも「白砂糖」や「上白糖」ととありますが何が違うのでしょうか。
■白砂糖(上白糖)
白砂糖も上白糖も同じもの。さとうきびやてん菜(ビート)などの原料糖という砂糖の結晶をさらに精製。その後、ブドウ糖などを含む「転化糖」をまぶしたものが上白糖です。転化糖により、表面がしっとりとしていて、グラニュー糖より甘みやコクがあるそう。日本では一般的に「砂糖」というとこちらの上白糖を指すことが多く、料理などにもよく使われます。
■グラニュー糖
原料糖を精製しただけのものがグラニュー糖。純度が高く、さらさらとして甘さにクセがないのが特徴です。液体に混ぜる際に溶けやすいため、コーヒーや紅茶に使われることが多いそう。スティックシュガーや角砂糖もグラニュー糖ですよ。
ほかにも、スーパーに並ぶ砂糖の種類はたくさんありますよね。三温糖はグラニュー糖を精製したあとに残る「糖蜜」をさらに煮詰め、ちょっぴり黄味がかった色合いが特徴。甘みが強いため、煮物などに使われることが多い砂糖です。ちなみに名前の由来は「3回温める」ことから来ているのだとか。
黒砂糖は原料糖をつくらず、さとうきびの絞り汁をそのまま煮詰めてつくる砂糖です。蜜分を多く含むため、かなり甘みが強いのが特徴。なお、わらび餅などにかけて食べる「黒蜜」は、この黒砂糖を水に溶かして煮詰めて作るそうですよ。
砂糖の個性を理解したら、料理上手になれそうです。
(アリシー 編集部)
黒砂糖は原料糖をつくらず、さとうきびの絞り汁をそのまま煮詰めてつくる砂糖です。蜜分を多く含むため、かなり甘みが強いのが特徴。なお、わらび餅などにかけて食べる「黒蜜」は、この黒砂糖を水に溶かして煮詰めて作るそうですよ。
砂糖の個性を理解したら、料理上手になれそうです。
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アリシー 編集部
アリシー編集部は、30代を目前に漠然とした不安を抱くも、なかなか一歩前に踏み出せない女性(=いもむし女子)に向けて、いつもの日常がちょっと豊かになるようなコンテンツを提案しています。きっと自分らしい生き方を見つけるきっかけになるかも。
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女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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