流行メイクは不要? 女の魅力はナチュラルメイク&ヘアでUPする
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

流行メイクは不要? 女の魅力はナチュラルメイク&ヘアでUPする

有名ヘアメイクさんにインタビュー
メイクのトレンドに付いていけず、戸惑っている方も多いのでは。そんな中、人を魅力的に見せるメイクは「流行のメイクではなく、ナチュラルメイクである」と考え、活躍しているメイクアップアーティストさんがいます。
赤松絵利さん(画像提供/エスパー)
2017年4月19日に発売した「世界一シンプルなナチュラルメイクの教科書」(講談社)の著者であり、有名人のヘアメイクも担当するヘアメイクアップアーティスト赤松絵利さんに、ナチュラルメイクの魅力を伺いました。

■「ナチュラルメイク」は「すっぴん」じゃない!

──赤松さんの考えるナチュラルメイクについて教えてください。

「『ナチュラル』=『すっぴん』と思われがちなんですが、そうではなく『その人らしい』メイクなんです」(赤松さん)

──ナチュラルメイクの良さとはどこでしょう?

「自分自身の個性が光るところが一番素晴らしいと思います」

──個性を光らせるということですが、どうやって個性を見つければ良いのですか?

「まずチャームポイントって、自分の嫌いなところだったりするんですよ」

──おでこが広いとか?

「そう。目が小さいとかも!」

──えー!

「でもそれって『人と比べて違うところ』で『自分だけのもの』ですよね? それを隠すのではなく、活かすのがコツ。どうしてもコンプレックスを出せないって子は、自分の好きなパーツを伸ばすこと! 盛り過ぎないようにね」

■トレンドを感じさせないメイクは後から見ても安心感がある

──自分が自然に見える状態に導くことが良いんですね。

「そう。さらに考え方としては流行を感じさせないメイクにすること。何かに属さず自分らしく凛とした姿勢というのは、他人から見ても魅力的。顔の造作を吹き飛ばすくらいの強さがあるんですよ。女優さんも、『あの人らしい』って顔がありますよね。それが、『流行に左右されない顔』なのです」

──確かに!

「そういう『自分の定番の顔』を持っておくのが大事。そこからプラス何かで、知的に見えたり、キュートになったりと変化させられるんです」

──ナチュラルメイクのコツを教えていただけますか?

「顔の中央にメイクのポイントを寄せること。人の顔を真正面から見た時、視線が中央にまとまると印象的になります」
画像提供/「世界一シンプルなナチュラルメイクの教科書」(講談社)
「この写真もシャドウは目頭が一番濃いでしょ? 相手の視線が固定され、意思の強さもアピールできます。ちなみに、アイブロウパウダーを使っているんですよ。アイシャドウは発色させるアイテムだけど、アイブロウパウダーは肌に馴染ませるアイテムだからナチュラルに仕上がります」

──就職、転職活動などにも良さそうですね。

「良いですね! チークを内側に入れ、リップも中央を濃くしてくださいね」

■ヘアアレは頑張り過ぎなくてOK。まずは結ぶ位置を変えてみて

──ヘアはどうしたら良いでしょう?

「髪型って高さを変えるだけで見え方が変わるんです。難しいアレンジをしなくても、簡単におしゃれになれるって思うんですよ」
画像提供/「世界一シンプルなナチュラルメイクの教科書」(講談社)
──それだけで垢抜けて見えるんですか?

「そうですよ。気分によって変えるだけで十分。頑張り過ぎると続かないですよね。だからまずは、着心地の良い洋服みたいに、自分の定番スタイルを持つことだと思うんです」

──いい言葉ですね。メイクもヘアも着心地の良い洋服みたいにまとう。

「憧れる大人の女性って、自分のスタイルを持っているナチュラルな人が多くないですか? メイクし過ぎると、武装している感じも出ちゃうから」

■キレイは誰にでも育てることができる

──ALICEY読者に、メッセージはありますか?
「ALICEYを読む子にはまず自分を好きになって欲しいと思う。顔の形は変わらないけど、健康な肌作りとか、できることはたくさんあるから。内側を育てたら外側を育てる。そうやって積み重ねて自信にしていってください」

──顔の造形よりも健康な肌とつるんとした髪の毛のほうが、魅力的だったりしますもんね。

「そうそう。それって絶対誰にでもできますから」
自分らしく生きる赤松さん自身も、パワフルでハッピーなオーラの素敵な女性でした。自分の苦手な部分も全部受け入れられた時、魅力は外に溢れ出てくるのかなと感じました。

紹介しきれなかったナチュラルメイクの細かいテクニックは、ぜひ本でチェックしてみてくださいね!
(西田タニシ+どてらい堂)
西田タニシ
西田タニシ
岡山県浅口市は鴨方町出身。おしゃれライター&エディター。ファッション、インテリア、青文字系に強く、20代のファッション誌を中心に活動中。アートや猫、カメラ、ビールなどのインドアな趣味を活かした記事、女の子の「かわいい」やモテを意識した記事が得意。来年は武道館でバースデーイベントをしたい。
岡山県浅口市は鴨方町出身。おしゃれライター&エディター。ファッション、インテリア、青文字系に強く、20代のファッション誌を中心に活動中。アートや猫、カメラ、ビールなどのインドアな趣味を活かした記事、女の子の「かわいい」やモテを意識した記事が得意。来年は武道館でバースデーイベントをしたい。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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