皆さんは「陶芸」に興味はありますか?
「年寄りくさい」「地味」なんて思われがちの陶芸ですが、今、若い人を中心にじわじわと人気を集めているそう。
ここではそんな陶芸について、陶芸家であり自身で体験教室を開いている坂爪康太郎さんに話を伺ってきました!
「年寄りくさい」「地味」なんて思われがちの陶芸ですが、今、若い人を中心にじわじわと人気を集めているそう。
ここではそんな陶芸について、陶芸家であり自身で体験教室を開いている坂爪康太郎さんに話を伺ってきました!
■20〜30代女性に人気! 陶芸の魅力とは
——陶芸教室はどんな方に人気ですか?
「最近はSNSを利用していることもあって、20〜30代の女性が多いです」(坂爪さん)
「最近はSNSを利用していることもあって、20〜30代の女性が多いです」(坂爪さん)
——陶芸の魅力って、どこにあるのでしょう?
「土はシンプルで正直な素材で、自分の指や手のひらで触った形がそのまま表れるのが魅力だと思います」
「土はシンプルで正直な素材で、自分の指や手のひらで触った形がそのまま表れるのが魅力だと思います」
——なぜ今「陶芸」がおすすめなんですか?
「土を触ること、何かをかたち作ることで、普段使わない感覚が刺激され、集中できたり、心地よい疲労感があったり……。
そういう特別な時間を過ごせるというところに一つの価値があるのかもしれません」
「土を触ること、何かをかたち作ることで、普段使わない感覚が刺激され、集中できたり、心地よい疲労感があったり……。
そういう特別な時間を過ごせるというところに一つの価値があるのかもしれません」
「焼き上がった器はぜひとも日常で使ってみていただきたいです。
自分の作った器に料理をよそったり、花瓶であれば季節の花を飾ったり。そうすることで日常とは違う発見があるので、生活や趣味の中に広がりが生まれますよ」
自分の作った器に料理をよそったり、花瓶であれば季節の花を飾ったり。そうすることで日常とは違う発見があるので、生活や趣味の中に広がりが生まれますよ」
■陶芸体験の流れを覗いてみた!
実際に坂爪さんの陶芸教室では、どのような流れで体験ができるのか、教室を覗いてみました。
まず、ろくろの上で土をこね、器の大まかな形を成形していきます。これは玉づくりという方法で作っています。
大まかな形ができてきたら、表面をならしたり、ふちを切りそろえたりと、仕上げの作業を行い、整ったらひとまず乾かします。
ある程度乾燥させたら、裏を削り、高台を作ります。
細かい部分を削ったりヤスリで磨いたりして作業は終了です。
これを工房の方で乾燥させ、窯で素焼きをしてから、釉薬(ゆうやく)*をかけ、本焼きをします。約2〜3週間後に完成。
*釉薬……焼き物の表面にかけ、焼くことでガラス質になる薬品
これを工房の方で乾燥させ、窯で素焼きをしてから、釉薬(ゆうやく)*をかけ、本焼きをします。約2〜3週間後に完成。
*釉薬……焼き物の表面にかけ、焼くことでガラス質になる薬品
筆者も上記の手順で体験してみました!
完成品はこちら。器だけでなく、いろんな形が作れるのが陶芸の楽しいところ。
釉薬の色は白や黒など、自分で選ぶことができます。
完成品はこちら。器だけでなく、いろんな形が作れるのが陶芸の楽しいところ。
釉薬の色は白や黒など、自分で選ぶことができます。
かたちを作ったり整えたり……結構難しい作業ですが、だからこそ集中して臨むことができました。ものづくりの楽しさを改めて教えてくれる陶芸、ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
(彩香+どてらい堂)
(彩香+どてらい堂)
彩香
フリーランスライター・エディター。家なし金なし彼氏なしの生活を送っていたが、今年交際0日婚を決める。ミニマリズム信者
フリーランスライター・エディター。家なし金なし彼氏なしの生活を送っていたが、今年交際0日婚を決める。ミニマリズム信者
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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