白菜１/4玉を使い切り！　ひとり鍋バリエ―ションレシピ！

材料切って、鍋で煮るだけ！

寒い冬にはやっぱりあたたかい鍋！　今回は、白菜１/4玉を使ったひとり鍋レシピを3種類、料理研究家の加瀬まなみさんに紹介してもらいました。どれも白菜を使った鍋ではありますが、それぞれに異なる味付けで飽きずに楽しめます。ひとり暮らしでは余らせがちな白菜ですが、この3種類の鍋を作ることで残さず使い切れるのも嬉しいですね！

■料理研究家・加瀬まなみさん

スペイン料理を中心に料理研究家として活動中。著書は「フライパンひとつで作る絶品パエリア」、「5分でできた！シリーズ」、「2stepレシピお米で作る楽しいごはん」など。忙しい日々の中でも、おいしく簡単に作れるレシピを提案し、若い女性を中心に支持を集めています。

■レモンの酸味でさっぱりと。白菜と餃子のレモン鍋

1品目は、レモンの酸味をアクセントにさっぱりといただける白菜と餃子のレモン鍋。餃子は既成品でOKなので楽ちんです。

[材料]
（A）
白菜　　　　　1/4株をさらに1/3にカット
餃子　　　　　4～5個
ニラ　　　　　1/4束

（B）
湯　　　　　　300cc
鶏がらスープ　大さじ1
レモン果汁　　小さじ1
塩　　　　　　適量

白菜とニラはそれぞれ1cm幅にカットします。

鍋にカットした白菜と（B）を入れて、蓋をして中火で加熱します。ひとり用鍋だともりもりになってしまいましたが……

白菜に火が通り、水分が出てきました。白菜の体積が減ったので、もりもりだった鍋にも隙間が。そこへ餃子を入れて、さらに蓋をして煮込みましょう。

餃子に火が通ったらニラをのせます。ニラはすぐに火が通るので、蓋をして1分ほど加熱したらOK。あっ！　という間に完成です。

「餃子は、加熱した際に皮のちゅるんとした食感が楽しいので、生のタイプがおすすめです。粉が付いている場合は、軽くはたいておきましょう」（加瀬さん）

■ラー油と豆乳のハーモニー！　豆乳火鍋

その辛さが病みつきになると人気の火鍋ですが、自宅でも簡単に再現できます。ラー油の辛みをマイルドな豆乳が包み込む一品です。

[材料]
（A）
白菜　　　　　　　1/4株をさらに1/3カット
塩鮭　　　　　　　1切れ（または豚肉80g）
しめじ　　　　　　1/2株

（B）
めんつゆ2倍希釈　 100cc
水　　　　　　　　 100cc

（仕上げ）
調整豆乳　　　　　200cc（無調整豆乳は不可）
ラー油　　　　　　小さじ1（好みで調整）

白菜は1cm幅に、鮭はひとくち大にカット。しめじは小房に分けます。

鍋に白菜、しめじと（B）の食材を入れて、蓋をして中火で加熱します。

白菜の水分が出てきたら鮭を加え、鮭に火が通ったら豆乳を加えて1分弱、加熱します。

仕上げにお好みでラー油を垂らして完成です。

「豆乳は必ず調整豆乳を使いましょう。無調整豆乳ですと、加熱した際に分離して食感が悪くなります。調整豆乳でも、加熱をし過ぎると分離することがあるので注意しましょう」（加瀬さん）

■とろ～りチーズが食欲をそそる！　白菜トマト鍋

レトルトのパスタ用ミートソースを使って、超手軽にトマト鍋を作れちゃうんです！　チーズと合わせれば、おいしいこと間違いなし！

[材料]
（A）
白菜　　　　　　　　　　　　　　　1/4株をさらに1/3カット
鶏肉　　　　　　　　　　　　　　　200g（またはウィンナー3本）
スライスチーズ　　　　　　　　　1枚

（B）
湯　　　　　　　　　　　　　　　　300cc
コンソメ　　　　　　　　　　　　　小さじ1
ミートソース（パスタ用レトルト）　1人分