「おくれ毛」でこなれ感を出そう! 崩れにくいゆる結びの作り方
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

「おくれ毛」でこなれ感を出そう! 崩れにくいゆる結びの作り方

第25回 簡単ヘアアレンジ
ただのボサボサヘアになってない?
今、よく耳にするまとめ髪のキーワードと言えば「こなれ感」。それを実現するために、「おくれ毛」を出してみるというテクニックはよく使われますよね。でもいざ自分でやってみると、ただボサボサで疲れただけの印象になりがち……という人も多いのでは。

今回は、「ゆるヘアアレンジ」で話題のインスタグラマー・YU-Uさんに、キレイなこなれ感を演出できるおくれ毛を使ったゆる結びテクニックを伺ってみました!
本名・工藤由布(くどうゆう)。恵比寿のヘアサロン「N.Mist」のスタイリストで、フォロワー数7万人を誇る人気インスタグラマー(2018年1月現在)。毎日更新されるヘアアレンジが多くの女性から注目を集め、書籍化もされている。著書は「ヘアゴム1本のゆるアレンジ」(セブン&アイ出版)、「Hair Arrange Lesson」(主婦の友社)など。

■アレンジなしのきっちりしすぎパターン

まずはきっちりまとめすぎた一つ結び。
顔のラインがハッキリと出てしまうので、小顔効果も何もなし……。

そんなまとめ髪を「ゆる結び」に変えていきすよ!

■まずは結ぶ前にひと手間!

使用するアイテムはこちら! ヘアゴムは、100均で購入できるポリウレタン製の物でOKです。一本でも十分ですが、髪の量が多い人は二本使用すればしっかりまとめることができます。また、前準備としてワックスやバーム状のスタイリング剤を使います。ワックスの場合は、ハード系よりもしっとり系の物を選びましょう。

――ワックスは必ず必要なのでしょうか?

「実は髪を結ぶ前にワックスをつけるという前準備がとても重要です。ゆるアレンジをすると、途中でパサパサと崩れてきやすく、これが『ただの疲れた人』という印象を作ってしまいます。ワックスを使用することでアレンジを長持ちさせるだけでなく、髪にツヤ感を出しパサパサを防いでくれますよ」(YU-Uさん)

――ワックスをつけることで、髪にまとまりを作ることがポイントなんですね。
さっそくワックスをつけていきます。100円玉サイズくらいの量を手に取り、手の平全体になじませたら、髪の毛先から揉み込みます。
残ったワックスは髪の生え際に付けましょう。髪の量が多い人は、少しだけワックスをプラスしてもOK。

■自然な「おくれ毛」の場所は4ヶ所!

前準備が済んだら、髪を結んでいきます。ここで、こなれ感を出す重要なポイント「おくれ毛」の登場です! おくれ毛を出す最適な場所は4カ所あり、結ぶ前にその髪を出していきます。
まずは、「こめかみ」と「もみあげ」。おくれ毛の長さは、大体10~15cmくらいがベストです。
そして、「耳後ろ」と「えりあし上」。「えりあし上」は、ちょうど耳後ろとえりあしの中間くらいの位置を指します。

――「えりあし」ではなく、「えりあし上」なんですね。

「そうです。結び目から自然と髪が落ちたようなおくれ毛を作るためには、この『えりあし上』という位置がベストなんですよ。」

■長持ちする「ゆる結び」のポイントは?

――ゆる結びに最適な高さはありますか?
「顔の形に関係なくどんな人でも失敗しないのは『えりあし上5cm』です。オフィスコーデにもカジュアルファッションにも合わせやすいまとめ髪が作れますよ」

――なるほど! では、くずれにくいゆる結びの方法はありますか?

「結ぶ時にアゴを軽く上げてみてください。この状態でしっかりと結ぶことで、顔を通常の向きに戻したときに、結び目下の髪がたるむのを防止してくれます」
また、結び目下、えりあし部分を手で押さえながら結ぶのもポイントとのこと。。これも、結び目がたるまずにしっかりと結べるひと工夫のようです。
髪を結び切ったら、最後にもうひと手間! まとめた髪の束のえりあし側下半分を両手で持ち、左右に引っ張ります。これでより髪が崩れにくくなりますよ!

■「おくれ毛」アレンジの完成!

あっという間に自然な「おくれ毛」アレンジができちゃいました! 適切な場所におくれ毛を出すだけで、いつものまとめ髪に大人の色っぽさがプラスされますね。
今回ご紹介した重要なポイントは4つ!

①結ぶ前にワックスをつけてツヤ感のある髪を作る
②おくれ毛を出す位置は「こめかみ」「もみあげ」「耳後ろ」「えりあし上」
③髪を結ぶ高さは、「えりあし上5cm」
④髪を結ぶときは、結び目下の髪を押さえながらアゴを上げる
いかがでしたか? 難しそうなおくれ毛も、正しい場所を意識すれば、ちゃんとしたアレンジになりますよ。ぜひポイントを参考に、いつもと違ったこなれアレンジにチャレンジしてみてくださいね!

(大塚沙歩+どてらい堂)
大塚沙歩
大塚沙歩
静岡県浜松市出身。大学時代を過ごした北海道では、アルバイトの搾乳とYOSAKOIソーランに全てをそそぐ。人生最大の災難は、馬に足を噛まれて8針縫ったこと。現在は東京の広告代理店に勤務する傍ら、ライター業に励む。
静岡県浜松市出身。大学時代を過ごした北海道では、アルバイトの搾乳とYOSAKOIソーランに全てをそそぐ。人生最大の災難は、馬に足を噛まれて8針縫ったこと。現在は東京の広告代理店に勤務する傍ら、ライター業に励む。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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