組み合わせると美容効果UP! ビタミンCと摂りたい栄養素
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

組み合わせると美容効果UP! ビタミンCと摂りたい栄養素

ただ摂るだけじゃ物足りない!
美容のために食事や栄養素の摂り方に気を付けている方は多いのではないでしょうか。特に、人体で生成できないビタミンについては、サプリメントを取り入れるなどして積極的に摂取している人も多いようです。しかし、こと、ビタミンCにおいては、ただ摂取するだけでは効果が半減することもあります。

今回は、各種出版・WEB媒体にレシピ・コラムを掲載する他、食品メーカーや飲食店のメニュー開発・プロデュースなどを手がけるなどして活躍中の、管理栄養士・柴田真希先生に、その秘密について伺ってきました!

■ビタミンCは、なぜ美容や健康にいいの?

――まずは、ビタミンCとはどのような栄養素なのですか?

ビタミンCは、水溶性ビタミンの一種です。コラーゲンの生成を助けてくれるので、肌のハリや弾力を良くする効果が期待できます。また、ストレス対策や鉄の吸収率を高めるはたらきもあるので、女性には欠かせないビタミンです。さらに、傷の治療を早め、風邪の予防などにも効果があると言われています。(柴田先生)

――人体では生成されないビタミンC、なるべく多く摂った方がいいのですか?

ビタミンCは水溶性のビタミンなので、過剰に摂っても尿中に排泄されてしまいます。そのため、一度に大量のビタミンCを摂るよりも、回数を分け、毎日適量を摂る方が効果的に体内に吸収することができると言えます。摂取することも大事ですが、体内の吸収率を考えることも重要です。厚生労働省が推奨する一日100mgを摂取するのがよいでしょう。

■ビタミンCは単体より他の栄養素と合わせた方が効果的

――ビタミンCの上手な摂り方を教えてください!

ビタミンCそのものだけでなく、他の栄養素・食材と合わせて摂ると、より効果的です。

例えばコラーゲンは、ビタミンCと一緒に摂ることで吸収率を高めてくれます。また、貧血予防に積極的に摂りたい鉄分もビタミンCと摂ることで効果が上がります。

コラーゲンたっぷりの鶏肉をビタミンCが豊富な緑黄色野菜と組み合わせたり、レバーや牛赤身肉も、それだけではなく他の食材と合わせたりするようにしましょう。

またビタミンCには抗酸化作用がありますが、ビタミンAやEと一緒に摂ると相乗効果が期待できます。

■熱に弱い? ビタミンCの上手な摂り方

――どのような食材にビタミンCが多く含まれているのですか?

レモンに多く含まれているイメージが強いですが、菜の花やピーマン、パプリカやブロッコリーなどの緑黄色野菜やじゃが芋などの芋類にも多く含まれています。

また、レモンをはじめ、果物にも豊富に含まれているので、それらを積極的に摂り入れるのがよいと思います。

――摂り入れる際の注意点はありますか?

ビタミンCは水に溶けやすく、熱に弱い特徴があります。生野菜をしゃきっとさせるために水に浸す時も長時間浸しすぎないようにしましょう。

またできるだけ加熱せずにサラダなど生で食べるか、加熱しすぎずに調理するのがポイントです。
じゃが芋やさつま芋などの芋類は加熱により壊れにくい特徴もあります。
美容に、健康に効果的なビタミンC。日々の生活でも摂り入れられる食材が多い反面、摂り方にも注意が必要な様子。食材や調理方法を良く考え、摂り入れたビタミンが効果的に体内に吸収されるよう工夫しましょう!

(ドテコ+どてらい堂)
アリシー 編集部
アリシー 編集部
アリシー編集部は、30代を目前に漠然とした不安を抱くも、なかなか一歩前に踏み出せない女性(=いもむし女子)に向けて、いつもの日常がちょっと豊かになるようなコンテンツを提案しています。きっと自分らしい生き方を見つけるきっかけになるかも。
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女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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