みなさんこんにちは！　キシダチカです！

突然ですが私、マッチングアプリはじめました。

というのも、前回の記事の最後でSkype通話していた友人の1人がマッチングアプリを利用していると聞き、すぐさまインストールしたのです。

同性の友人を探すマッチングアプリは使ったことがあるのですが、男女の出会いが前提のマッチングアプリは初めて。とりあえず友人の指導のもと、一番大事なプロフィール写真を設定することにしました。

女性同士のアプリの場合、プロフィール写真は雰囲気重視（な気がする）に対し、男女ではしっかり顔がわかる方がいいとのこと。勧めてくれた友人は、一緒に鎌倉に行った時の写真を使っているようでした。

海辺を歩いている姿なら、私でもいい雰囲気に写っていたはず！　と、カメラロールを昨年の夏まで遡ってみると、まるで映画のワンシーンのように太陽の光で透けたワンピースを揺らしながら俯き加減で歩いている友人の写真を発見！　こういう自然に身を委ねた姿イイヨイイヨ～！

しかしその隣には背中を丸め、頭を前に突き出し、何かを真剣に覗き込む妖怪の姿が。恐ろしいことにそれは妖怪ではなく、自分だったのです。

たしかこれは珍しい形の石を拾って感動しているはずの私……。いやいや！　たまたま写りが悪いだけ！　こんな素敵なシチュエーションで妖怪になるはずないよね、と次の写真を表示してみると

オシャレな鎌倉の街でなぜか荒ぶる自分の姿が。友人と話しているだけなのに、どうして虫みたいになるの？　どうして真夏にエメラルドグリーンのタイツなの？

自撮りした写真を探してみても「お前はマッチングさせる気あるのか？」と己の胸ぐらを掴みたくなるような戦力外の自撮りばかり。

私だってインスタグラマーみたいな写真1枚くらいあるわい！　と意気込んでいたのに何ひとつキマってない自分の写真ばかり目の当たりにし、思わず肩を落としました。

すると、その様子を近くで見ていた母から「自信過剰だったとしても自分のことを好きになれば、あとは上手く行くものや！　頑張れ！」と励ましの声が。

一度アプリを閉じ、どんな姿でも自分を好きになる暗示をかけるため、小学生のころに買ったおまじないBOOKを広げたのでした。

（キシダチカ＋ノオト）