女性にとって、スーパーフードで美容や健康を得ることは気になるもの。けれど、高価だったり、摂り入れ方が分からなかったりで、手を伸ばしにくいこともしばしば。そこでおすすめなのが日本の食卓に欠かせない納豆! 身近で安価なので手に入れやすく、なんといってもおいしいですよね! 普段の食事に取り入れやすいので、続けることができるかも! 今回は、納豆の持つ栄養素や、女性が嬉しい効果などを管理栄養士の柴田真希先生におうかがいしました!
■これだけある! 納豆が体に良いワケ!
――納豆って、なぜ体に良いのですか?
納豆は、大豆を納豆菌で発酵させたもので、良質なたんぱく質が含まれており、日本を代表するスーパーフードとも言えます。
まず、納豆に含まれるイソフラポンは、主に大豆の胚芽部分に多く含まれているポリフェノールの一種で、女性ホルモンとよく似た働きがあります。女性らしい体を作る役割があり、ホルモンの乱れによる生理不順を改善したり、骨粗しょう症を予防する効果が期待されます。(柴田先生)
納豆は、大豆を納豆菌で発酵させたもので、良質なたんぱく質が含まれており、日本を代表するスーパーフードとも言えます。
まず、納豆に含まれるイソフラポンは、主に大豆の胚芽部分に多く含まれているポリフェノールの一種で、女性ホルモンとよく似た働きがあります。女性らしい体を作る役割があり、ホルモンの乱れによる生理不順を改善したり、骨粗しょう症を予防する効果が期待されます。(柴田先生)
■美容、健康と、女性に嬉しい働きを持つ、納豆
――女性に嬉しい働きが豊富ですね! 他にもあるのですか?
「発育のビタミン」とも呼ばれるビタミンB2が豊富なので、肌を健康に保つほか、お肌や爪の細胞を再生する働きがあります。食事から摂った炭水化物、たんぱく質、脂質を分解し、エネルギーに変える反応をサポートし、代謝がアップします。
食物繊維も豊富で、発酵食品なので腸の働きを整える効果により、女性の悩みとして多い便秘の改善にも期待ができます。
また、けがや内出血を起こしたときに止血する働きがあるビタミンKも含まれており、ビタミンDとともに骨の強度を高めるのにも役に立ちます。ビタミンDが豊富な鮭やしらす、キクラゲやマイタケなどのキノコ類を一緒に摂ることで骨の強度を高めます。
さらに、冒頭にもお伝えした通り、月経前症候群(PMS)や生理不順。これらの原因は、過剰なダイエットやストレス、喫煙、睡眠不足などの生活習慣が原因でエストロゲンの分泌が減少し、ホルモンバランスが崩れることにあります。
納豆に含まれるイソフラボンには、エストロゲンの分泌を促し、症状を改善する効果が期待できます。
「発育のビタミン」とも呼ばれるビタミンB2が豊富なので、肌を健康に保つほか、お肌や爪の細胞を再生する働きがあります。食事から摂った炭水化物、たんぱく質、脂質を分解し、エネルギーに変える反応をサポートし、代謝がアップします。
食物繊維も豊富で、発酵食品なので腸の働きを整える効果により、女性の悩みとして多い便秘の改善にも期待ができます。
また、けがや内出血を起こしたときに止血する働きがあるビタミンKも含まれており、ビタミンDとともに骨の強度を高めるのにも役に立ちます。ビタミンDが豊富な鮭やしらす、キクラゲやマイタケなどのキノコ類を一緒に摂ることで骨の強度を高めます。
さらに、冒頭にもお伝えした通り、月経前症候群(PMS)や生理不順。これらの原因は、過剰なダイエットやストレス、喫煙、睡眠不足などの生活習慣が原因でエストロゲンの分泌が減少し、ホルモンバランスが崩れることにあります。
納豆に含まれるイソフラボンには、エストロゲンの分泌を促し、症状を改善する効果が期待できます。
■納豆は朝だけじゃなくて夜に食べるのも良い?
――納豆は、納豆ご飯で食べるのが一般的にイメージしやすいのですが、他にも合わせると良い食品や調理方法はありますか?
納豆は、同じ発酵食品であるキムチやチーズを加えることで、相乗効果により腸の働きをさらに高める効果が期待できます。細かく刻んで納豆と一緒に混ぜてごはんにかけるのもおすすめです。
また、納豆に含まれるネバネバ成分はナットウキナーゼとよばれ、血栓を溶かしやすくする働きがあります。深夜から明け方にかけて血管が詰まる可能性があるため、朝食の定番のイメージが強い納豆を夕食に食べるのも実は良いのです。
さらに、夕食に取り入れる方法として、麻婆豆腐やドライカレーのひき肉の代わりにしたり、ハンバーグの量増しに納豆を使ってみたりしてはいかがでしょうか。汁ものや炒めごはん、オムレツなど、案外いろいろな料理に使うことができますよ。
調理するときのポイントは、ナットウキナーゼの効果を最大限に活かすため、加熱しすぎないこと。納豆汁や納豆チャーハンなどは火を止めて最後に加えるのがポイントです。
納豆は、同じ発酵食品であるキムチやチーズを加えることで、相乗効果により腸の働きをさらに高める効果が期待できます。細かく刻んで納豆と一緒に混ぜてごはんにかけるのもおすすめです。
また、納豆に含まれるネバネバ成分はナットウキナーゼとよばれ、血栓を溶かしやすくする働きがあります。深夜から明け方にかけて血管が詰まる可能性があるため、朝食の定番のイメージが強い納豆を夕食に食べるのも実は良いのです。
さらに、夕食に取り入れる方法として、麻婆豆腐やドライカレーのひき肉の代わりにしたり、ハンバーグの量増しに納豆を使ってみたりしてはいかがでしょうか。汁ものや炒めごはん、オムレツなど、案外いろいろな料理に使うことができますよ。
調理するときのポイントは、ナットウキナーゼの効果を最大限に活かすため、加熱しすぎないこと。納豆汁や納豆チャーハンなどは火を止めて最後に加えるのがポイントです。
日本人の食卓では定番の納豆。知れば知るほど優れている食材で、身近に始められるスーパーフードと呼べますね! 今回の記事を参考に、納豆ご飯のみならず、色々なバリエーションを試して、美容と健康を手に入れましょう!
(岡野とら子+どてらい堂)
(岡野とら子+どてらい堂)
アリシー 編集部
アリシー編集部は、30代を目前に漠然とした不安を抱くも、なかなか一歩前に踏み出せない女性(=いもむし女子)に向けて、いつもの日常がちょっと豊かになるようなコンテンツを提案しています。きっと自分らしい生き方を見つけるきっかけになるかも。
アリシー編集部は、30代を目前に漠然とした不安を抱くも、なかなか一歩前に踏み出せない女性(=いもむし女子)に向けて、いつもの日常がちょっと豊かになるようなコンテンツを提案しています。きっと自分らしい生き方を見つけるきっかけになるかも。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。