趣味は睡眠。インドア女子が、1泊2日沖縄ひとり旅に行ってきた
この記事は「アリシー」から提供を受けて掲載しています

趣味は睡眠。インドア女子が、1泊2日沖縄ひとり旅に行ってきた

第9回 【いもむし女子部ダイエット記録】
予算3万の沖縄旅【前編】
毎日仕事や家事に追われていると「全て投げ出してどこかに行きたい」と思ってしまうけど、それができないのが社会人。そこで筆者は、週末に1泊2日で旅行に行けばいいのでは……? と考えました。

行ってみなくちゃわからない、ということでひとりでも旅が楽しめるのか、実際に筆者が行ってきました! アクティブではない“いもむし女子”を代表、オフの日は家から出ない筆者でも楽しめるのでしょうか……?

■東京とはやっぱりムードが違う!? 那覇空港に到着

7時40分成田発の飛行機で那覇空港に向かい、無事到着! 搭乗の時と違い、降りる時は手荷物検査やチェックインなどはないので、誘導に従って進むだけ。簡単です。
空港内には「めんそーれ(いらっしゃい)」の看板や旗がいたるところに。「沖縄にきたぞー!」と気分を盛り上げてくれますね。

まだ空港内ですが、東京とは雰囲気が違うなと感じます。筆者が特に違いを感じたのは歩行スピード。東京にいるとついつい早歩きなっているなぁ。

今回の予算は3万円ということで、お財布の中にはすでに支払い済みの飛行機代以外、ホテル代を含む1万4,460円が入っています。
ちなみに約3時間のフライトは、目元を温めるアイマスクを装着し、爆睡でやり過ごしました。LCCは、各社によって少しルールは異なりますが、機内でインターネットが使えないのです。そのためスマホで遊べず……。また、やはり少し座席が狭いので、パソコンも使いづらい印象です。

■早めのランチは、ハンバーガーショップ「A&W」で

飛行機を降りてすぐに、空港内のお店へランチに向かいます。空港内にはお土産屋さんの他、和洋中から沖縄料理までさまざまなレストランがあります。
行ったのは、ALICEYでエッセイ漫画を連載しているイラストレーター・ポレポレ美さんがおすすめしてくれたハンバーガーショップ「A&W」。沖縄ローカルのお店で、県内には約30店舗もある人気店です。

空港内の店舗は、お昼時には空港利用者がたくさん来店して並ぶほどらしい。そのため、ちょっと早めの11時台に伺いました。

店内はアメリカンな雰囲気で、席によっては飛行機が見えました。
注文したのは、「A&Wコンボ」(1,150円)。The A&Wバーガーとカーリーフライ、ドリンクが選べます。

ドリンクで注文したのが「ルートビア」。独特の味わいのノンアルコールの炭酸飲料らしいのですが、

「わ、湿布っぽい……」(筆者)
慣れない味に驚き、思わずお口直しにハンバーガーを頬張りました。しかし、飲めば飲むほどクセになるというか、慣れてくるというか……、悪くない気がしてきます。ちなみにおかわり無料。
そして、A&Wのサイドメニューで有名なカーリーフライは、オリジナルのスパイスが効いたフライドポテト。名前の通りくるくるカールしているのがかわいい。これはインスタ映えしそう。

そしてA&Wバーガーは、というと具だくさんでめちゃくちゃおいしい! パティだけでなく、ハムのような黒糖ペッパーポークが入っているから食べ応え満点。さまざまな具材を挟んでいますが、たっぷりのクリームチーズがまとまりのある味わいにしています。沖縄初の食事は大満足に終わりました!

<information>
「A&W 那覇空港店」
住所:沖縄県那覇市鏡水150国内線ビル3F
電話:098-857-1691
営業時間:6:30~20:00
定休日:無休

■移動は便利でお得な「ゆいレール」を使ってみた

今回の旅の交通手段は沖縄都市モノレール「ゆいレール」。那覇空港からは「那覇空港駅」が直結なので、こちらから移動を開始。
1日乗車券(800円)と2日乗車券(1,400円)があって、今回使ったのは24時間使える1日乗車券。ちなみに初乗りは230円なので、移動のメインがゆいレールになるなら1日乗車券がお得です。しかも、首里城の有料エリア、レンタサイクル、カフェなどで提示すると割引きが受けられるそう。

■沖縄県立博物館・美術館で知らなかった沖縄を知る

那覇空港駅からおもろまち駅まで約25分揺られ、そこからさらに徒歩10分。到着したのは「沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)」です。
写真提供/沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)

今回沖縄行きを決めてから、改めて沖縄のことを考えていました。しかし、学生時代に習った戦時中から戦後の沖縄、リゾート地として沖縄しか知りません。本土とは違う文化があるけど、沖縄ってどんな歴史があるのか? そう思い、こちらに行ってみました。
博物館常設展の観覧料は410円ですが、ゆいモノレールの1日乗車券を提示したら330円に! 予算3万円の旅なので安くなるのは嬉しい。また、「沖縄美ら海水族館」または「首里城公園」の半券を持っていくとカプセルトイができ、オリジナルトートバックなどがもらえるみたい。
博物館屋外展示場には琉球の伝統的な民家が再現。なんだか落ち着く場所です。

近代史はもちろん、2万年以上も前からの沖縄での暮らしから、琉球王国の創立、その後の発展などが学べます。風土をはじめ海外の影響を受けて、独特の文化ができたと知り、ちょっぴり賢くなれました! 

また、観光客が多すぎずスローな雰囲気が漂っているのも良かったなぁ~。

<information>
「沖縄県立博物館・美術館(おきみゅー)」
住所:沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
電話:098-941-8200(代表)
営業時間:[火~木・日]9:00~18:00(入場は17:30まで)
     [金・土]9:00~20:00(入場は19:30まで)
休館日:月曜(月曜日が祝日、振替休日、慰霊の日の場合は開館し、翌平日が休館)、12月29日〜1月3日

■のんびり散策できるかと思いきや……「金城町の石畳道」

博物館を後にし、おもろまち駅から首里駅まで、ゆいレールで10分移動。そこから徒歩で首里城を目指しますが、「首里金城町石畳道」を通って散策です。
16世紀に首里から本島南部や港への主要道路として造られた道の一部で、当時は約10kmもあったそう。今は約300mが残るのみなのだとか。

「なんだかワクワクする道!」(筆者)
道の左右には赤瓦家が並んでおり、シーサーにも出合えます。とっても沖縄らしい風景ですが……とにかく坂がきつい!

「あービール飲みたい」(筆者)

「のんびり散策って旅の醍醐味だよね」なんて思っていましたが、日ごろから運動不足の筆者にはきつい傾斜でした。そして、ランチのルートビアから水分をとっていなかったため、喉が乾いています。しかし、石畳道には自動販売機はありません。
喉がカラカラの筆者はどこに向かうのか? 沖縄ひとり旅の後編は3月8日(木)公開です。

(河島まりあ+編集/薮田朋子)

※価格は全て税込みです。
※店舗・施設の情報は2018年3月現在のものです。お伺いの際には、直接お問い合わせをお願いいたします。
いもりあ(筆者)
いもりあ(筆者)
ALICEY・いもむし女子部所属のフリーライター。ぴっかぴかのアラサー♡料理が嫌いで、趣味&特技がないのが悩み。好きなものはかたいパン、オリーブ、青魚、アイス、パンダ。 @imoriajourney
いもりあ(筆者)@imoriajourney
どんな蝶にもなれる可能性を秘めた伸び代がある「いもむし女子」が、日常をほんの少し変えるべく、趣味を開拓したり、苦手なことに挑戦するアカウントです。皆さんも一緒に頑張ってみませんか?
河島まりあ
河島まりあ
雑誌やフリーペーパー、ムック、 書籍、ウェブなどで編集や執筆を行う、フリーランスの編集者・ライター。ビール、そば、硬いパン、オリーブ、アイスが好き。料理が嫌い。趣味なし、特技なしなのが悩み。
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女性向けに情報を発信するWebメディア「アリシー」は、2019年6月13日をもってサービスを終了しました。グルメやファッション、マンガ・エッセイなどアリシーの一部コンテンツは、姉妹サイト「ママテナ」に移管しております。引き続きお楽しみください。
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