昨日までは何にも感じなかったのに、顔を拭いた時や触れた時にいきなりヒリヒリして肌が赤くなってしまった…などの経験はありませんか？

肌がヒリヒリしているときは、表皮層が薄くなって刺激を受けやすい状態になっている可能性があります。ヒリヒリしているのに無理なスキンケアをしてしまうと、バリア機能が低下して炎症を引き起こしたり、紫外線や乾燥などの刺激を受けやすくなったり、赤ら顔につながる場合が…。

肌がヒリヒリしているときには、とにかく優しいスキンケアを心がけていきましょう。メイクをした日に欠かせないクレンジングですが、肌に大きな負担をかけてしまうため石鹸で落とせるミネラルファンデーションを活用することをおすすめします。洗顔するときには、たっぷりの泡を立てて優しくタッチするように洗っていき、38度ほどのぬるま湯で洗い流します。タオルは柔らかくふわふわのものを選び、擦らずに水分を取り除いてくださいね。

肌が敏感な状態のときに刺激の強い基礎化粧品を使うと炎症を引き起こしてしまう場合があるため、化粧水や美容液などの基礎化粧品は、アルコールフリーのものや敏感肌用、無添加のものがおすすめです。コットンは避けて清潔な手のひらを使って優しく馴染ませていきましょう。お手入れの最後にはクリームを塗って外部の刺激から保護してあげれば完了です。

また、睡眠不足が続いているとターンオーバーが乱れて肌のバリア機能が低下しやすいため、出来るだけたっぷりの睡眠時間を確保してあげてくださいね。

肌がヒリヒリ、チクチクしているときには丁寧な洗顔、クレンジングや肌の刺激となる成分が含まれている基礎化粧品を控えて、睡眠をたっぷり取ることがポイントです。肌を少しずつ整えていくことで次第に健康的な肌に近づいていくはずですよ。

■監修／rnmm
コスメコンシェルジュ、日本化粧品検定1級、美容薬学検定1級、ヘルシー＆フードアドバイザー。
得意ジャンルは、スキンケア・フェイスケア。実践しやすい美容ケアを美容メディア等で発信している。
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