愚痴は絶対NG。秘訣は“楽しく話すこと”
妻に仕事を応援してもらうために一番やってはいけないのは“大変さアピール”だ。なぜなら、妻も十分に毎日大変な思いをしているからである。苦労話で仕事を理解してもらおうとしようものなら、逆に“そんなこというならこっちだって”と反発される可能性があるので、絶対にやめておこう。
ではどうすれば、世の妻たちが夫を応援したくなるのか? 実は、あることが意外にも効果的なのだという。それは、“仕事で嬉しかったことを楽しく話す”ことだ。
美人妻「先日、夫の部下たちが、プロジェクトの打ち上げ会を開催してくれたそうなんですが、そこで夫は、部下たち全員からものすごく感謝されたらしくって。そのことを嬉しそうに話してくれたんです。
“そういうわけで飲み代を多めに払ったんだけど…”と言われて、私も普段だったら飲み会のお金には厳しい方ですが、そのときは自分も嬉しかったので、それならいいよ、って。
部下たちの期待に応えるために、次のプロジェクトも頑張りたいんだ、と話す夫の姿はとても楽しそうで、いつもとは違う印象でしたね。仕事内容は私にはチンプンカンプンだし、愚痴だったら聞きたくないですが、こういう前向きな話だったらもっと聞きたいです。
そういうこともあって今は夫を応援してあげたいなと思っているので、最近残業が多いし休日には疲れて遅くまで寝ていますが、頑張っているから仕方ないな…と見守ることにしています。」
毎日お互いに忙し過ぎて、いつの間にか相手へのねぎらいが減っていたとしても、やはりそこは夫婦。夫の“嬉しい”は、妻にとっても“嬉しい”ことなのだ。あなたも試しに、仕事のポジティブな一面を妻に見せてみてはいかがだろうか。
LINEで伝える【頑張らせて欲しい】宣言
そうはいっても“今さら、仕事の意気込みを妻に語るなんて恥ずかしい…”そう思う方もいるだろう。そんなときは、こんなLINEを送ってみるのはどうだろうか。

ここでポイントなのは【頑張る】ではなく、【頑張らせてほしい】と言うことだ。あえて許可を求めた言い方にするのは、“仕事を頑張るためには妻のサポートが必要不可欠”というニュアンスを伝えるためである。
妻もこう言われてしまっては、応援せずにはいられないだろう。ちょっとした一言だが、妻を味方につける【頑張らせて欲しい】のメッセージ。ここぞ、というときに送ってみると良いかもしれない。
LINE講座今回のまとめ
◼妻にもっと尊重してもらうためには、自分の仕事や働きぶりを理解してもらう必要がある
◼愚痴や大変アピールは絶対NG
◼︎仕事の嬉しい話、前向きな気持ちを楽しく語ることが、妻に応援してもらう秘訣
◼ここぞ、というときには“頑張らせて欲しい︎”の一言で、妻を味方につけよう
夫婦喧嘩の後というのは、気まずい雰囲気がしばらく続くものである。お互いに口を聞きたくないという場合もあるだろう。しかし、一緒に暮らしている以上どうしても話をしなければいけないときがある。そんなとき、実はLINEがとても役に立つのだ。次回のLINE 講座のテーマは“喧嘩をしてしまった後のLINE活用法”だ。キーワードは【LINE式 対話力】。どうぞお楽しみに!
※名前・アイコン画像は座談会を基にイメージとして作成したものです。
Text by Asa Ohguchi
今回のアドバイザー
