喧嘩中でも“意外とLINEでは切り替えられる”
夫婦喧嘩の最中というのは、お互いに口も聞きたくないし相手への態度が悪くなるものだ。特に妻の方が怒っている場合、夫からすれば腫れ物に触るような気分だろう。しかし意外にも、妻は冷静な部分も持ち合わせているという。
美人妻「顔も見たくないくらい腹が立っていたとしても、どうしても夫に確認しないといけないことってあるんですよね。直近の予定とか、お金のこととか、子どものこととか。
そういうとき、案外“それはそれ。これはこれ。”と冷静に切り替えられますね。そうしないと進まないですから。女性っていつまでも根に持って怒っていると思われがちですけど、家庭のことは結構割り切れるんですよ。
その点、LINEはちょうどいいです。必要最低限のやりとりで済みますからね。電話はしたくないけど、LINEならできる。
だから逆に夫にも、たとえ喧嘩中でも必要なことは連絡してきてほしいですね。“あのとき、お前が怒っていたから言えなかった”なんて後から言われる方が最悪です。」
どんなに怒っているように見えても、妻も本心では冷静なようだ。喧嘩中にどうしても連絡が必要なとき、LINEでなら妻からの返信も期待できるだろう。

次は、喧嘩中のLINE活用法を2つ紹介する。やや上級編だが、これで喧嘩の解決が早まるかもしれない。
LINE活用法1:頭の整理のために文章にまとめる
腹が立っているとき、面と向かっているとどうしても感情的になってしまうものだ。そこで、自分の言い分を整理して、LINEに書き出してみるのがお勧めだ。
美人妻「夫から、かなりの長文LINEが届いたことがあります。内容は、なぜ自分が腹を立てたのかと、私に本当はどうして欲しかったのか、ということが書いてありました。
あまりに長かったのでちょっとびっくりしましたけど(笑)、私も落ち着いた状態で彼の言い分が理解できたし、夫なりに解決に向けての話がしたいんだな、と受け取ることができました。」
口で言うよりも文章の方が得意、というかたは試してみてはいかがだろうか。その際、カッとなった勢いで書くのだけは避けておこう。あくまでも冷静になってから、自分の言い分を整理してみよう。
LINE活用法2:とりあえず一言、謝る
喧嘩の内容に関わらず、とりあえず「さっきはごめん」と一言LINEするのが、解決への究極の近道だ。
美人妻「先日、出勤前に夫と口論になって、時間がなかったので中途半端なまま出社したんですが、電車の中で“言いすぎて悪かった”とLINEがきたんです。
それまで本当に腹が立ってイライラしていたんですが、その一言でスッと楽になりましたね。もちろん喧嘩の原因は解決してないんですけど、向こうが先に折れたことで80%は解決したようなものです。」
もちろん、そのときの状況や自分の立場など色々な要素があるため、自分から謝るのは決して簡単なことではない。しかしどのような場合でも、妻は“とりあえず謝ってほしい”と思っているものなのである。
面と向かっては言えない人も、LINEでなら少しはハードルも下がりやすいだろう。穏便に解決したいなら、参考にしてみてはいかがだろうか。
LINE講座今回のまとめ
◼妻が突然、LINEで丁寧語になったときは怒っている可能性大
◼LINEで喧嘩の続きをしても炎上するだけ。絶対にNG
◼︎喧嘩中でも切り替えて、必要事項はきちんと連絡しよう
◼一旦冷静になってから、LINEで整理した言い分を送ってみるのは◎
◼︎喧嘩収束の近道は、LINEでの「ごめん」の一言から
妻に相談を持ちかけられたとき、あなたはいつもどういう対応をしているだろうか? 自分では一番いい回答をしているつもりでも、果たして妻はその答えに満足しているだろうか? 実は意外にもほとんどの妻が夫の反応に対して“期待はずれ”と感じているという。
そこで次回のLINE講座のテーマは、妻に相談されたときのNG/OKな対応についてだ。キーワードは【⚪︎⚪︎ファースト】。妻にとって一番重要なこととは!? 次回もどうぞお楽しみに!
※名前・アイコン画像は座談会を基にイメージとして作成したものです。 Text by Asa Ohguchi
今回のアドバイザー
