プレゼントはサプライズよりも相談が嬉しい
噂のLINE、夫婦の会話をもう一度検証してみよう。

否定派妻のツッコミポイントはまず「突然だし自分本位すぎる。スケジュールは事前に相談して決めたい(28歳・薬剤師 育休中)」というもの。
つまり、妻たちはみな「お休みのプレゼント」は嬉しいが、「急すぎる」「自分本位である」ことについて不満を抱いている様子。
なお、これについては肯定派妻も同意。つまり妻たちが望んでいるのはサプライズよりも、事前相談なのだ。
事実、乳幼児を育児中とはいえ、妻と子にも予定はある。例えば既に予防接種やママ友との約束等の予定が入っていた場合、せっかくの好意を十二分に活用しきれないことが予想される。そこから導き出した正解LINEがこちら。

有給が取れそうだということを伝えた上で、いつがいいかを妻に相談。「いつがいいかを一緒に相談できれば、やりたいことをゆっくり考えられるし、普段はなかなか会えない独身の友達を誘って出かけられる(33歳・商社勤務 育休中)」「事前に予定が立てられるなら1泊2日の温泉旅行にでも行きたい(32歳・フリーランス)」とのこと。
せっかくの好意、独りよがりにならぬよう、もらう側の気持ちを考えて行動したいものだ。
ボーナスを支給?上から目線に要注意

否定派妻のツッコミポイントふたつ目は、育児ボーナスを『支給』というこの一言。お休みのプレゼント同様、6万円をもらえるのは当然嬉しい。しかし「『支給』という言葉選びに、潜在的な上から目線が見え隠れしている。(33歳・商社勤務 育休中)」という指摘が。
実際、支給という言葉には「(役所・会社などが、それに属する者に)金品を払い渡すこと。」という意味がある。無論、妻は夫に属する者ではない。そのような意図は無いにせよ、不愉快だという否定派妻の意見も一理ありそうだ。そこから導き出した正解LINEはこちら。

「お金を払ってもらうことに対して、引け目を感じないような提案の仕方だと素直に受け入れられます。(28歳・薬剤師 育休中)」。「ボーナスを支給」ではなく、あくまでも日頃の「お礼」というスタンスが重要とのこと。なお、元々のLINE肯定派の妻たちからも「こちらの方がよりうれしい」とのお墨付きを得た。
今回のLINE講座まとめ
■ 妻へのお休みプレゼントは、サプライズよりも事前相談が吉。
■ 現金を渡す際は感謝の気持ちを忘れずに。潜在的な上から目線に注意しよう。
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※名前・アイコン画像はイメージとして作成したものです。 Text by NAG