2人目が生まれた時の鉄板の対応法は、雑誌を読んでも周りに聞いても「上の子を優先する」こと。
この時の私は「簡単にできる!」なんて思っていました。
長男が1歳9ヶ月の時に次男が産まれ、2人育児がスタート。
長男は、急にお母さんを取られた気分になっているはず…と考え、鉄板対応法の「上の子優先」を実践することに…
2歳前の長男に、言葉で理解してもらうのは難しかったようです。
それ以外にも…
そのため、ご飯中に次男が泣き出した時は
次男の顔を見ないようにしながら授乳し、本当は自分で食べられる長男にご飯を食べさせていました。
こういう時は長男を優先してあげなきゃ!と思うシーンが2人育児をしている中で何度も訪れるのですが、なかなか思うように長男を優先してあげられない私。
次男を泣かせたままにして長男を抱っこしたり、寝かしつけようとすることもありましたが、
次男の泣き声すら聞きたくない長男は、なかなか落ち着けませんでした。
これまで通り長男のことだけを見て過ごしていれば安心するだろうと思ってそう対応していたのですが
妊娠中も出産後も
「きっと分からないだろう」
「言っても不安に思うだけかも」
と、次男の存在を認識させようと努力していなかったかも…。
そこで上の子優先の対応法に、プラスαで「下の子を認識させる」声がけをしてみました。
例え次男が無反応でも、
長男が来たから嬉しい、長男が見ているだけで笑ってる、長男が揺らしてくれたから楽しい
そして、ママも嬉しい!と言い続けました。
声かけをし始めてから1週間と経たずに次男に近づき、気にするようになった長男。
長男が次男のことを完全に受け入れてくれるようになるまで言えなかった
「2人とも大好き」がやっと言えるようになりました。
生後間もなくから2ヶ月くらいの間は「このまま次男のことを受け入れてくれないのでは…」と不安に思うこともありましたが、
今ではそんなことが本当にあったのかと疑いたくなるくらい、次男想いの優しい長男になってくれました。
妊娠中に家族が増えることを絵本などで分かりやすく教えていれば、もっとスムーズに次男を受け入れることができたのかもしれません。
「上の子優先」の対応法を難しいと思うこともありましたが、長男が「ママはぼくを大事にしてくれている」と分かってもらうためには必要な対応なんだと改めて思いました。