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公開 2015年04月25日  

二人目三人目の産後は油断しがち・・・?ゆっくり体を休めて。

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子どもが増えていけばいくほど、お母さんはやることも増えるし、大忙し。でも産後の体はやっぱり無理がきかないので、それを意識しながら過ごしていきましょう。


一人目産後と、二人目以降の産後との大きな違い

 一人目の産後は、いろいろなことが初めてで、とにかく大変なことが多いと思います。

どうして泣くのか、おっぱいをあげるのはこのタイミングでいいのか、量は足りているのか、何時にお風呂に入れてあげたらいいんだろう・・・。

それでも、その一人の子に集中して育ててあげられる、時間もその子に合わせて生活できる、ということがあると思います。



二人目以降になると、赤ちゃんだけでなく、上のお兄ちゃんやお姉ちゃんとの生活のペースがあります。お母さんが産褥期間だとしても、上の子との生活は今までと同じペースで進んでいきます。幼稚園や保育園、小学校などに行っている場合、外に出なければいけない機会も多いでしょう。それがいつまでも家に引きこもっていられた一人目との大きな違いではないでしょうか。

いつの間にやら産後ということが置いてけぼり

一人目の時は、体の状態に合わせて少しずつ家事を再開して、体の調子を見ながら外出して、なんてこともできたかもしれませんが、二人目以降となるとそうもいきません。床上げ期間が過ぎたら、赤ん坊を抱えながら、すぐに上の子の送り迎えが始まって、行事ごとにも参加して、という生活が始まると思います。しかも、一度産後を経験しているので、「こんなものだ」とか「大丈夫」と思いがち。一人目の時はこの時期もまだゆっくりしてたのに、なんてことは忘れがちです。



ところが、体はやっぱり産後であることに変わりはなく、まだ回復が不十分だったり、疲れやすかったり、免疫力が落ちていたり、という状態です。それに前回の出産時よりも確実に歳も重ねているわけです。

産後ということを忘れず、意識してブレーキを

そういうわけで、二人目以降の子育ては、産後数か月で熱を出しやすかったり、乳腺炎になりやすかったり、というお母さんがたくさんいます。しかもこれは前触れなく突然おこることが多いです。



「あれ?おっぱいちょっとしこりっぽいかな?」と思ったら、これくらい一人目の時は何ともなかったのに、二人目三人目の時はあっという間に熱が出た、など。普段はそんなに話題にならないかもしれませんが、二人目三人目子育て中のお母さんに聞いてみると、そんな話をしてくれるお母さんはたくさんいます。



ですから、「もう経験しているから大丈夫」なんて思わずに、産後数か月は夜更かしはしない、疲れたと思ったらすぐに休む、暴飲暴食しない、体を冷やさない、など、特に気を付けて過ごしていくようにしましょう。



特に二人目以降乳腺炎になりやすかったというお母さんも多いので、乳腺炎対策をしておくのもお勧めです。すぐに駆け込める母乳外来をチェックしておいたり、乳腺炎に効くハーブティーなどもあるので、お守り代わりに手元に置いておくのもいいですね。

小さい子がいるのに具合が悪くて動けなくなるのは本当に大変!できればそうならないように、気を付けて過ごしていきましょうね。

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