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公開 2015年04月25日  

出産までに夫にマスターしてほしい家事は?具体的にお願いをしてみて。

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産後に一番に確保したいのは、おいしいおっぱいを出すための食事。どんな食事が必要なのか、出産までに具体的に話しておきましょう。


産後1か月は産褥期間

産後の1か月は、産後の体を回復させる期間です。病院では、「退院したら家事は無理せずに少しずつ」なんて言われるかもしれませんが、日本では昔から床上げまでは1か月と言われています。これは、産後の骨盤や子宮が回復するのに1か月かかるということです。



この期間に無理をしてしまうと、骨盤の締まりが悪くなったり、骨盤内の血流が悪くなったり、子宮の回復が遅れたりということが起こってしまいます。この1か月間は、体のためには家事はできるだけしない方が、お母さんの体の回復を助けます。

家事をどうやって回すかは、妊娠中から相談を

ですが、家事をする人手がいなくては、お母さんんはゆっくり休むこともできません。里帰りできたり、産後にお手伝いに来てもらえるなら良いですが、そうでない場合は、家族以外のお手伝いを頼むか、もしくはご主人にある程度の家事を任せなければいけなくなりますね。



でも、普段から一通りの家事をこなしているのではない限り、すべてをご主人にまかせるというのは、なかなか難しい。では、何からやってもらうかといえば、やっぱりまずは食べ物確保ではないでしょうか。



少々の埃で病気になることはないし、洗濯物も毎日しなくてもなんとかなる。だけどどのようなご飯を食べるかは、お母さんの体の回復や、おっぱいの質や量にも大きくかかわってきます。

まずはご飯の炊き方と、味噌汁の作り方を

まわりのお母さんに聞いてみると、「ご飯は作ってくれるけど、自分の食べたいものばかり。ニンニクが効いた肉料理ばかり出てくる」とか「作ってくれるけどB級グルメ的なソースたっぷりのおかずばっかり」なんていう声はよく聞きます。

普段はそれでもありがたいけれど、妊娠中は授乳中にこれではちょっとつらいもの。そこはしっかりと「こういうものを作って」と伝えてみましょう。



産後のご飯のお勧めは、やはりお米とみそ汁。味噌汁が具だくさんであれば、特にメインのおかずがなくても、納豆や漬物だけでも満足できたりします。特に授乳期はそれが美味しく感じるもの。具体的に言うと、味噌汁の具は5種類以上入っているのがいいですね。イメージは豚汁。あれくらいたっぷりお野菜が入っていれば、満足感もあるでしょう。

できれば出汁もとってもらいたいですが、そこのハードルが高い場合は、出産前にパックを入れるだけや粉末状のだしを準備しておいてあげるといいでしょう。あとは、野菜やキノコ類など、とにかく具だくさんで、さらに豆腐やわかめを入れてもらえば、贅沢味噌汁の出来上がり。



これさえ作ってもらって、お米を炊いてもらえていれば、必要な時に食べられるから、と具体的にお願いしておけば、ご主人も協力しやすいのではないでしょうか。

大変な時期はできるだけお互いストレス少なく、最低限の家事をこなしながら乗り切れるといいですね。

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