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公開 2017年01月12日   更新 2017年11月20日

なぜこうなった!?超キレイ好きな夫が張り切って掃除してくれた!…はずだったのだけど

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みんなで斉唱しましょう!
「感謝のココロは忘れずに〜!」


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土足文化なのにキレイ好きが多い国ベルギー。

家が大好きでおしゃべりなベルギー人。

なのでいつ誰が来ておしゃべりしていってもいいように、いつも家をピカピカにしているという人が多いベルギー。

うちの旦那ハーンもその中の一人であった…。

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彼は文字どおり「カンペキ」に「ピカピカ」にしてくれた。
しかも、子どもがいると特に衛生が気になるキッチンを。

2~3時間かけての超大作である。
蛇口やシンクも布を使って徹底的に磨き上げられて目に眩しいほどであった。

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眩しすぎて目を開けていられなかった私はそのまま目を閉じて夢をみたかったが、最後の力をふりしぼってカッと見開き、そして言った。

「 ARIGATOU…」と。

そして現実から目を背けるかのように、私は旦那ハーンがカンペキにピカピカにしたキッチンを背後にした…(そして寝た)。

それからこれを教訓(?)にキレイ好きのベルギー人オットに「私はごちゃごちゃした状態の方が好ましい」「多少汚れていた方がアレルギーなどに関しても良いでのではないか?」「キレイにしている時間こどもの面倒を見てくれれば、その時間私はうたた寝ができる(←本音)」などなどプレゼンをし、美しいキッチンをそのまま美しい思い出とすることが出来た。

旦那ハーンは「これでは急な来客が来た時どうするの?」と食い下がったが、「その時は近くのカフェにでも行け」「そもそも急に来る客は客ではない」などと説き伏せた。

それでも訝しげな旦那ハーンに私は
「思い出してくれ、ベルギーは土足文化だ。
お客が来るたびに靴を脱いでくれと頼み、それでも汚れてしまう部分を子どもが生まれたばかりで神経が過敏な私が掃除することになるんやぞ!」
と最終プレゼンをアツく展開した。


今でも目をつぶれば、あのさんぜんと輝くキッチンが目に浮かぶ…。

あの時の悲劇(あ、悲劇って言ってもた)を忘れないようにするためにも、今でも「掃除は最低限」を提唱する我が家であった。

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