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公開 2015年04月01日  

~才能発掘!第1回~ 『教育』って、どういう意味?

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子育て世代のママパパをサポートする「子育て診断士」の吉井です。子育てする、教育する、などと言いますが、『教育』とは本来どういう意味なのでしょうか?これからの子育てを担うママパパと共に、『教育』のキホンから考えてみたいと思います。


初めまして。吉井伯榮(よしい はくえい)と申します。

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皆さま初めまして。吉井伯榮(よしい はくえい)と申します。この度ご縁がありまして、子育て情報サイト「Conobie」に寄稿させていただくことになりました。



現在、私は大学で教鞭をとりながら、一般社団法人日本パーソナルコミュニケーション協会という団体を運営しております。この協会では、子育て世代の方々をサポートする「子育て診断士」という資格を発行しており、Conobieのコンセプトと「子育て診断士」のコンセプトが偶然にも一致していたというご縁で、このサイトに寄稿させていただくことになりました。



私自身、すでに子育ては終了し、夫婦二人だけの悠々自適の身ではありますが、仕事柄、子育てに関する情報がたくさん入ってきますので、自分自身の経験を加味して、できるだけ分かりやすく、役に立つ情報を書かせていただきたいと思います。

『教育』の意味を、知っていますか?

子どもたちの潜在能力を開花させるには、日ごろからその子の探求心や意欲を「引き出す」ことが必要になりますが、ここでいう「引き出す」とは、引っ張り上げて導く、ということです。



「教育」のことを英語で、Education(エデュケーション)と呼びますが、この言葉には「引き出す」という意味があります。私たちが習った「教え」「育てる」という教育の意味とは、ちょっとニュアンスが違うような気がしますが、その子の中にある才能や意欲を引き出してあげることが、結果として「教え、育てること」につながるわけですから、方向性そのものは共通しています。



しかし、そうしたものを正しく効果的に引き出すのは難しい作業です。親や先生がどのように引き出したら良いか迷ったり、引き出し方が悪かったりすると子どもの芽を摘んでしまうこともあるからです。

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子どもの能力を『引き出す』ために重要なことは?

子どもの才能を伸ばしたり、潜在能力を開花させたりするためには、「もっと頑張れ!」と励ましながら意欲や負けん気を刺激していくのも一つの方法ですが、個人的には最も効果的なのは



「子どもを褒めること」



だと思っています。



ただし、褒めるといっても、ただ褒めるだけではなく、子どもに自信をつけさせるような褒め方をすることがベストです。子どもはどんな些細なことでも、親や先生から褒められると嬉しくなり、もう一度そのことをやってみよう!という気になります。たとえ些細なことであっても、そうした成功体験の積み重ねが自己肯定感を高め、自信につながっていくのです。そして、「次はもっと頑張るぞ!」といったポジティブな感情ややる気が体の内側から沸々と芽生えてくるようになります。



まさに、子育てにおける「正のスパイラル」が、褒めるというキッカケから生まれるのです。

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“褒める”は、家庭がキホン!

子どもが自信を持ったり、才能を伸ばしたりする背景には、必ず親の努力や環境の整備があります。



親は子どもの可能性を信じて、そうした努力や環境を整備してあげることが役目になります。親であれば誰もが我が子に対して、「将来成功して、社会の役立つような人になってほしい」「誰からも愛される人になってほしい」と思うのは当たり前のことです。

しかし、子どもの教育や躾を幼稚園や学校の先生に任せているだけでは、親が思うような結果が出るはずがありません。



子育ての根本は、家庭にあるからです。



特に中学校に入るまでの12年間はとても重要になります。なぜならば、この時期の子どもは脳の成長が著しく、情報の吸収能力も非常に高いからです。そのため、この時期の子育ては、子どもに対する躾や教育の中で、一番重要になるのです。

それでは具体的に、どのように子どもと接し、子どもを褒め、子どもの個性を引き出していけばいいのでしょうか?



次回は、0歳から12歳までの子育ての3つのポイントをお伝えします。

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