芥川賞作家 川上未映子さんの、妊娠から息子1歳の誕生日までの日々をつづったエッセイ『きみは赤ちゃん』の一節。
妊娠・出産・育児にまつわるさまざまな喜怒哀楽を描いた本書のしめくくりの言葉です。
子どもを産み育てることは本当に楽なことではありません。
つらいこと苦しいこともたくさんあって、思わずグチや文句が口に出ることもめずらしくありませんよね。
でも、どんな感情があふれても、その根っこには、わが子への「会えてよかった。ありがとう」という気持ちがあるはず。
子どもへの愛情と感謝を思い出させてくれる、シンプルだけどやさしくて強い言葉です。
診察券でカードゲームできそう…。子育てで悩ましい、病院通いのやりくり。
我が家の末っ子、気付けば家族の中で一番多くの診察券を持つことになったのです……。...