いたずらざかりのぼうやを探す、物語の中のおばあちゃんの言葉。
孫がペンキをこぼして部屋をよごしてしまえば、「りこうなこだねえ」。二階の部屋までグチャグチャにしてしまえば、「かいだんも、ちゃんとのぼれるんだねえ」。
そして洋服を切ってしまっても、「はさみがつかえるなんて、たいしたもんじゃないか!」。
どんないたずらも悠然と受け入れてしまうおばあちゃん。
たしかに、いたずらというのは子どもの成長の証でもあります。
生まれたばかりの赤ちゃんにはできなかったことばかりですから、「こんなことまでできるようになって」と思えないこともありません。
めちゃくちゃにされた部屋を見て、毎回そんな風に思うことはむずかしいかもしれませんが、10回、いえ100回に一回くらいは、おばあちゃんのようにいたずらを喜べるようになりたい。
そんな気持ちにさせられる言葉です。
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