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公開 2020年12月13日  

「お母さんの得意とするものがひとつあれば十分」/ 今日の、ひとことvol.25

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子どもが生まれる前に描いていた理想の子育てと現実に悩んでいるママに…。



絵本『ぐりとぐら』の作者、中川李枝子さんの言葉です。

中川さんは十七年間保育園に勤めた元保育士でもあります。

たくさんの親子を見てきた中川さんは、「なんでもできる親なんてほとんどいない。得意なものがひとつあればいい」と言っています。

子どもが産まれる前に考えていた理想の育児を思い返してみると、「毎日おいしいご飯をつくって、かわいいお洋服を着せて、自分のおしゃれもバッチリで、いつも笑顔で子どもに接して」なんて夢のようなことを思い描いていました。

でも、現実はまるでちがっていて、あれもこれもしたいのに、ちっとも上手くできなくて、落ち込んでしまうこともしょっちゅうです。

だけど、中川さんが言ってくれるように、「なにかひとつ得意なもの」を見つけて、それさえできればOKだと思えば、ちょっと気持ちが楽になりませんか?

子どものために完璧にしなくちゃ、と張りつめた気持ちをほぐしてくれる、そんな効き目のある言葉です。

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中川李枝子『子どもはみんな問題児。』,新潮社,136p


毎朝更新しています! 明日もお楽しみに!

※ この記事は2024年11月02日に再公開された記事です。

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