サン・テグジュペリの名作『星の王子さま』の前書きにある言葉。
サン=テグジュペリは、昔は子どもだった大人に、物語をささげたいと書いています。
大人になって時間がたつと、まるで生まれた時から大人だったみたいに、大人の目線でばかり物事を考えがち。
子どもの言動に対しても、大人の常識を当てはめて、「理解できない」「なんで大人みたいにできないの?」と、感じてしまうことも。
だけど、それはあくまで大人から見た考え方。
子どもの方は、「なんで、子どもの気持ちがわからないの?」「昔は子どもだったのに?」なんて思っているかもしれません。
そう、親となった私たちも、たしかに、昔は子どもでした。
子育てをしていると、わが子をしっかりと育てるために”大人としての自分”ばかり出してしまうけれど、ほんとうは、それと同じくらい”子どもだった自分”も大切なもの。
この言葉をきっかけに、自分が子どもだった頃を思い出してみると、わが子のことがもっと見えてくるかもしれませんね。
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