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公開 2020年12月15日  

星の王子さま「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。」/ 今日の、ひとことvol.27

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子育てにおいて悩んだ時、視点を変えてみると見えてくるものがきっとある。



サン・テグジュペリの名作『星の王子さま』の前書きにある言葉。

サン=テグジュペリは、昔は子どもだった大人に、物語をささげたいと書いています。

大人になって時間がたつと、まるで生まれた時から大人だったみたいに、大人の目線でばかり物事を考えがち。

子どもの言動に対しても、大人の常識を当てはめて、「理解できない」「なんで大人みたいにできないの?」と、感じてしまうことも。

だけど、それはあくまで大人から見た考え方。

子どもの方は、「なんで、子どもの気持ちがわからないの?」「昔は子どもだったのに?」なんて思っているかもしれません。

そう、親となった私たちも、たしかに、昔は子どもでした。

子育てをしていると、わが子をしっかりと育てるために”大人としての自分”ばかり出してしまうけれど、ほんとうは、それと同じくらい”子どもだった自分”も大切なもの。

この言葉をきっかけに、自分が子どもだった頃を思い出してみると、わが子のことがもっと見えてくるかもしれませんね。

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サン=テグジュペリ『星の王子さま』,内藤濯訳,岩波書店,9p


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※ この記事は2024年11月06日に再公開された記事です。

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