そっくりな双子が全く違う個性を発揮して育つのは…こんな理由かもしれません

我が家には、見た目がそっくりな一卵性双生児の娘たちがいます。

私は出産前、「双子用の育児書」を読んでいたのですが、

その中に「双子は比べずに平等に育てよう」ということが書いてありました。

育児書に書かれていたのは、平等に愛情をかけて育てようという主旨だと思いますが、

私もなるべく2人を比べないように、優劣をつけないようにと育ててきました。

洋服も同じ、食べるものも同じ、寝る時間も、遊ぶ時間も全部同じです。

特に服や食べ物が違うとケンカのもとになるので、服は色違いなんてもってのほかですし、

チャーハンに入れるウィンナーも数が1個でも違わないように、数えてお皿に盛るぐらい平等に徹していました（笑）。

平等に育てていても、2人の個性はこんなに異なるのです。

最近では、服や身に着けるものを購入する際も、お互いに確認しあって違うものを選ぶようになってきました。

今まで同じにしていた分、違うものを選ぶ傾向が強くなってきているのかな？なんて思っています。

同じDNAをもって生まれたのに、同じように育ててきたつもりなのに、こんなにも違うなんて！？

正直自分でも、育てていて不思議でなりません。


でも、こんな風にそれぞれの個性を発揮するようになったのは、

双子の育児書に書いてあったように、

姉・妹などのくくりなく平等にのびのびと育ったからなのかもしれない…

と、思っています。

私自身は三人兄弟の長女なのですが、

「お姉ちゃんなんだから〜」と言われることへの反発心もあったので、

平等に育てた双子の娘たちは、

そういったプレッシャーもなく自然体でいられるのかもしれません。


双子の娘たちがこれからどんな風に成長していくのか、

おもしろいな…なんて思いながら見守っています。