特集「子どもの行きたくない気持ちに向き合う」に合わせ、ツイッターでエピソードの募集をしたところ、子育てブログを書かれている「パン耳」さんがご連絡をくださいました。
昨年の春、新しい保育園に転園した際、パン耳さんの娘さんも泣いて登園を嫌がった時期があったとのこと。
そしてその時、パン耳さんは娘さんに“ある提案”をしたといいます。
そのアイデアがとても素敵だったので、当時の想いをお話いただいたミニイインタビューとともに、ご紹介いたします。
「保育園行きたくない」と泣く娘に、私はある提案をしました。
136,456 View「子どもの行きたくない気持ちに向き合う」特集。今回はあるご家族のエピソードをご紹介します。
「保育園なんか大嫌い!」
パン耳さんにお聞きしました
パン子ちゃんが「園に行きたくない」と言っていた時期は、パン耳さんご自身にとっても、葛藤や苦しい気持ちもあったかと思います。
私自身、保育園の年長児に引っ越しをして友だちが全くいない保育園スタートをしたことがあったので、パン子の気持ちとあの頃の自分がシンクロしてしまってすごく辛い気持ちでした。
私の場合は友だちができたことにより、多少は保育園が楽しくなったので、パン子にも早く友だちが出来たらな~っと切に願いました。
でも、私が友だち作りを手助けすることは難しいので、別のことで私なりに出来ることがないかと考えていました。
それで「朝ピクニック」を提案されたんですね。とても素敵なアイデアだと思ったのですが、どうして「楽しいことをしよう」という発想になったのでしょう?
イヤなことに打ち勝つには楽しいことかな!という、単純な発想でした。
あと「保育園に行きたくない」と泣くパン子に無理やり「行きなさい、頑張りなさい!友だちが待ってるよ」と言葉をかけることはしたくなかったんです。私自身、子どもの頃言われて嫌だったので。
なので保育園に行かせるためのアイデアって訳じゃなく、少しでも行くときの辛い気持ちが紛れたらいいな~という思いで始めたんです。
実はちょっと前に、少し遠回りをして家に帰ったんですけど、ある公園の前を通ったらパン子が「ここで前にお弁当した?またやりたい」って言ったんです。
確かにその公園は、当時3カ所くらい朝ピクニックで使っていた公園のひとつで。
もう子どもは覚えていないだろうなあと思っていたんですが、「保育園が辛かった日々」よりも、「朝に公園でお弁当を食べた日々」として覚えてくれていたんだと思って、安心しました。
それは泣ける…。園に行きたくないということ以外にも、お子さんが「イヤ」という気持ちになることってあるかと思うのですが、そういう時に、パン耳さんのなかで大切にしていることなどがあれば、ぜひ最後に教えてください。
「イヤ」にもいろいろな気持ちが含まれていると思うので「どんなことでイヤ」かを聞いたり、言葉がまだ出ない時は子どもの目線で私なりに考えたりしました。
例えば『靴がイヤ』と泣いた場合は、「靴を自分ではきたいのに履けなくてイヤ」、「靴の色がイヤ」、「サンダルを履きたい」、「花のついた靴がいい」といろいろな場合があると思うので、「イヤ」の中にどんな思いが含まれているのか探るようにしています。
(編集:コノビー編集部 三輪ひかり)
1
追い詰められたママのイライラは、子どもに向かう。それを救ってくれたパパの言葉
とげとげ。
2
赤ちゃんの肌にいいの?悪いの?冬至の「ゆず湯」の秘密
離乳食・幼児食アドバイザー 園田奈緒
3
産後のウラミは根深くて…10年経っても忘れられない夫の言葉
コノビー名作集
4
あれ、これ何回目のごはん?生活リズムの違う子どもたちと食べ続けた結果
ホリカン
60%より200%! 効率良く褒められたい赤ちゃんの可愛すぎる要求に完敗
コノビー名作集
もはや私より上手だ……。息子たちの絵から母は学んでいる
コノビー名作集
お迎えで、帰り支度がナゾに早い娘。その理由に、キュン超えて……ギュッ!?
コノビー名作集
息子をめぐるバトル勃発!?「だれがすきなの?」への返答が、流石すぎ♡
コノビー名作集
子が夫に質問「ママのこと大好き?」聞き耳をたてていたら、嘘でしょ…?
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
思わずキュン…♡レストランで夫の対応に”惚れ直した”出来事
多喜ゆい
「ワーママの大変さ」を、パパが実感したのはこんな瞬間
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』
座ったまま「ママ、お箸は~?」と聞く息子に、パパがひとこと。
なおたろー『育児戦隊 ごきげん夫婦』