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公開 2018年09月26日  

「行きたくない」と泣く子が少ないベルギー。その教育システムと、わが家の場合

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【「子どもの“行きたくない気持ち”と向き合う」特集記事】ベルギーには様々な制度があり、幼い頃から“預けられ慣れている”子どもが多く、幼稚園や学校に行きたくないと泣く光景をあまり見かけません。わが家の場合はどうだったのかというと…!?


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まいどおおきに!さとえみです。

今回は子どもの「行きたくない気持ち」と向き合う特集ということで…。

「そういや、ベルギーで泣いてる子ってあんまり見ないな?」

と思ったので、その辺を深く掘り下げてみたいと思いました。

「行きたくない」理由がほとんどない!?ベルギーの児童施設システム

ベルギーでは、母親が働いていなくても保育所に通うことができます。

保育所に通っていなくとも、祖父母やパパ、ベビーシッターが赤ちゃんをみるのが当たり前の文化なので、基本的に子どもたちは「預けられ慣れて」います。

また、幼稚園に入園する時期もバラバラ。

「2歳半を過ぎて初めての大型連休が明けた後」となっていて、入園式等もなく、毎回入園するのは2〜3人程度。

受け入れる先生にも余裕があります。

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うちの三姉妹が通っている学校は、幼稚園と小学校が併設されており

「小さい子」が入ってきた時はすかさず「大きなお世話好きさん」がちやほやしれくれるため、

「幼稚園行きたくない」という気持ちになることはあまりないようです。


ちなみに、小学校入学は7歳になる年の9月で、この時は一斉に入学となりますが、

クラスメイトもほぼ同じメンバーで持ち上がりなので、

「学校に行きたくない」といった不安を感じさせない一因になってるかもしれません。


さらに、幼稚園からすでに「留年」のようなシステムもあるため、

学力面や集団生活の面で不安がある場合は、小学校への進学を待つこともあります。

そのため「学力面・集団生活の面が心配で登校したくない」ということは発生しにくい構造になっています。

わが家の場合…

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こういったベルギーのシステムのおかげで、幼稚園入園初日から1ミリたりとも涙を流さず、園庭に吸い込まれていった長女。

逆にびっくりした記憶があります。


次女の場合は、同じ敷地内に本当のお姉ちゃんがいるし、パパも担任の先生もとても頼もしくて「行きたくないと泣く」要素なんてさらに少なく見えました。


…が、入園初日の朝、次女は泣いてしまいました。

腕をつっぱって、担任の先生のだっこを拒否。

「ここはイヤだ。パパとママのところにいる」と言ったのです。

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迎えに行った時、帰れることが嬉しいのか、安心したのか…

次女は泣き笑いの顔で駆けよってきました。

この時、

「いくら子どもが幼稚園や学校に行きやすいシステムだからといっても、絶対ではない」

と、逆に安心したのを覚えています。

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その後、次女はずっと頑張って幼稚園と小学校に通っていて、仮病を使うこともなく、スムーズに学校生活を送っています。

これはベルギーのシステムに関係なく、うちの子達の心が、こういうことに対して強かった…だけかもしれません。


いや、それでもここまで子どもを預けやすい環境になっているベルギーという国には、感謝感謝ですね。

小さい体で頑張る子ども達にも、ありがとうとお疲れさまを言いたいです。


ほなまたね!

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※ この記事は2024年10月03日に再公開された記事です。

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