はじめての運動会に発熱…。幼稚園の先生の“優しさ”に感動した話

４歳の双子の母、田仲ぱんだです。

昨年、娘たちが幼稚園に入って初めての運動会を迎えた時のこと。

幼稚園でも家でも、応援やダンスの練習を毎日頑張っていて、

見るからに楽しそうで、運動会当日が待ち遠しくて仕方がない様子でした。

本人もだるそうで、「お休みしよう」と言うと、すんなり頷きました。

姉のなーたんとパパだけで運動会に行って、ママときゃえたんはお留守番です。

運動会を楽しみにしていたきゃえたんは、ずっと「なーたんどこ？」「なーたん見に行く」とうなされていました。

その様子がかわいそうで、看病している私も、切なくて切なくてたまりませんでした。

運動会を無事に終えて帰ってきたなーたんは、メダルを首にかけていました。

ライオンと星が描かれたピッカピカのメダルです。

なーたんはとっても嬉しそうで、「見て～！」ときゃえたんに見せていました。

なーたんのきれいなメダルを見て、きゃえたんはしょんぼり。

「先生が、きゃえたんには幼稚園に来た時にあげるって言ってたよ～」と、なーたんが慰めていました。

先生は、運動会当日に休んでしまった子たちのために、紙で作った特別のメダルをプレゼントしてくれたのです。

そのメダルには「きゃえたん、うんどうかいのれんしゅう、がんばったね」と書かれていて、きゃえたんは大喜びしていました。

運動会のメダル。

これって、当日まで頑張った「過程」に対する勲章だと思うんです。

当日は行けなかったけれど、その日まで頑張った過程をこんな風に形にしてくれた先生の優しさが、とてもありがたかったです。