5歳の息子(ひとりっ子)がいるのですが、おねしょの時期がなかなか終わりません。
時には3日連続で布団もパンツも濡らさず、「よし、これはいい傾向だぞ!」と喜ぶこともあるのですが、結局そのあとは3日連続でシーツもタオルケットもビショビショに…なんてことも、日常茶飯事です。
夜寝る前にガバガバ水分を摂っているわけではありません。
むしろ本人もそこはすごく気をつけていて、必ず寝る直前にトイレに行くようにしています。
…それでも「あ、またやっちゃった」の繰り返し。
おねしょ問題からは、一体いつ解放されるのでしょうか…。
怒らずに対応したい。ほぼ毎日おねしょをする息子との向き合い方
4,515 Viewオムツが取れてから始まる、親と子の「おねしょ」の合戦。我が家の場合、5歳になった息子は今もかなりの頻度でおねしょをします。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038020652おねしょ、いつまで続くのか問題
なぜ、気をつけていても毎晩のように漏らしてしまうのか
・寝る前の水分は控える。
・寝る前は必ずトイレに行く。
・お腹を冷やさないようにして寝る。
これらを常に心がけてはいるものの、一向に減らない息子のおねしょ。
同い年の子のママ友に話を聞いてみたところ、「たまにはやるけど、回数は多くない」という家が大半でした。
ということはやっぱり、うちの子がちょっと多すぎるの…?
「どうしてなんだろう…」
そう考えたときに、1つ頭の中に浮かんだのは「眠りがとても深い」ということでした。
うちの子は夜一度寝たら、滅多に起きません。
尿意をもよおして自分からトイレに行く、なんてことはほぼありえないのです。
眠りが深すぎるから、尿意に気づかず布団に漏らしてしまうのかなと…。
おねしょに悩まされた自分の過去
息子のおねしょで考えられる原因は、もう1つありました。それは、私の遺伝です。
何を隠そう、実は私も子ども時代におねしょに悩まされていた1人でした…。
しかも、小学生になってからも。今でこそ笑い話にできますが、当時は真剣に悩んでいたものです。
「もしかしたら、息子は私の遺伝でおねしょが多いのではないか」
そんなふうに考えたら、息子に対して申し訳なさでいっぱいになりました。
また、自分が何度もおねしょをして、母親にため息をつかれていたことを思い出し、胸が苦しくなりました。
そして、私はある決意をします。
息子がおねしょをしても、ぜったい怒らないし、バカにしない
「おねしょを息子のトラウマにしたくない。」
そんな思いから、何回おねしょをしてもぜったいに怒らないでおこうと決めました。
過去の自分の経験から、「怒っても仕方ないこと」とわかっていましたしね。
ただ、「もう〜またおねしょしてる〜」とか、「またやっちゃったか〜」とか、そういうことは言ったことがありました。また、「○○がおねしょしたから、洗濯物が多いわ(笑)」なんて茶化したこともありました。
そうした発言も含めて、息子を傷つける言葉をできるだけ使わないようにしようと心に決めたのです。
そして、おねしょをしなかった日は、「すごいね!」と褒めまくることにしました。
結果として、息子はスーパーポジティブボーイに
息子がおねしょをしても「怒らない」「バカにしない」を徹底し、おねしょをしなかった日の朝はとにかく褒める。
そうした日々を繰り返し、おねしょシーツや浴室乾燥には大いに助けられながら、私は黙ってパジャマや布団を洗濯し続けました。
その結果、息子はどうなったか。
朝起きてパンツが濡れていないと、「今日オレ漏らさなかったよ!」と、誇らしげに報告してくれるようになったのです。
いくらおねしょをしてもトラウマにならない、スーパーポジティブボーイに。
私は「漏らさないのが普通だよ」なんてことはもちろん言わず、いつも彼のポジティブさに乗っかって「ほんとだ〜!かっこいいね~!」と褒めています。
まとめ
今でこそポジティブを絵に描いたようになった息子ですが、オムツが取れたばかりの頃は、おねしょをするとよく泣きべそをかいていました。
私はそんな彼に、「泣かなくていいよ」「謝らないでいいよ、悪いことしたわけじゃないから」と言い続けました。
ぜんぶ、自分が子どもの頃、お母さんに言ってほしかったことです。
当時の私は、おねしょをするたびに申し訳なさと情けなさでいっぱいになっていました。
でも、子どもはおねしょをしたくてしているわけではありません。それは私自身が身をもって知っています。
だからこそ、私はこの先に息子が何度おねしょを繰り返そうと、責めることはしません。
彼がおねしょを卒業する日まで、そして今の苦労が笑い話になるまで、黙って洗濯しようと思います。
いつまでもおねしょが続くわけではないということもまた、身をもって知っているわけですから。
(※編集注)
一定の年齢になってもおねしょが続く場合、医療的なアプローチで解決に向かう方法もあります。ご家庭での関わり方の工夫に加えて、お近くの泌尿器科または専門のクリニック等、医療機関にご相談いただく事も一つの方法かと思います。
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