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公開 2018年11月20日  

こんなときどうしてる? なかなか成立しない子ども同士の「遊ぶ約束」

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小学生になって急に世界の広がる子どもたち。新しくできた友達と遊ぶ時間は、最優先事項です。しかし残念ながら、小学1年生はまだまだ「約束の仕方」がわかりません。そんなとき、みなさんはどうしていますか?

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10193002598

友達と遊びたい!という気持ちの前に、親はなすすべ無し…

娘が小学校に入学して1ヶ月。

ある金曜日の夕方、3年にもわたる母の戦いは始まりました。

「ママ、明日の朝、●●ちゃんと遊ぶからね!」

え~!?●●ちゃんって誰?朝って何時?そしてどこで??

約束をしたことしかわかりません。

よくよく聞いてみたところ、同じクラスの女の子と近所の公園で遊ぶ約束をしたとのこと。

朝とは「朝ごはんを食べたら」というもの。

こんなにざっくりな約束なのに、なぜか持参するおやつはコンソメ味と決まっていると言います(笑)。

昼間でも不審者情報メールが送られてくる時代。

1年生の娘ひとりで遊びに行かせるわけにはいきません。

そこで娘と相談し、朝と言えば学校が始まる8時過ぎくらいだろうと予想して、約束した公園へと向かいます。

しかし9時になっても、10時になっても友達は来ない…。

娘は気合が入っているので、何時間でも待つ気でいます。

そのうち公園で会った違う友達と遊び始め、ますます帰る気になりません。

この日は結局お腹が空いて昼過ぎに家に帰りましたが、週明けに友達に聞いたところ、約束したことを忘れていたそう!

それから新しい友達と約束する際は、暗記している私の連絡先を紙に書いて、相手のお母さんに渡してもらうことにしました。



子ども同士の約束のスピードに大人は追いつけない


それでもたまに、電話番号が親の手に渡らないこともあります。

昔のように学級連絡網はありませんし、連絡が取れたところで、約束の日に予定が入っているなんてこともよくありました。

また基本的に子ども同士の約束は、今日の放課後か遅くても明日。

約束のスピードに親の連絡が追いつきません。

そして解決しないまま、娘と友達はすれ違うのです。

・約束の公園で待っていたら、友達は違う公園で待っていた!

・奇跡的に友達と会えたけれど、お昼ごはんの時間になっても帰ってこないので心配して探し回る。(そして遊ぶと言っていた場所にはいなかった)

・約束をした日になぜか友達は学童に行っていた。

・いつまでも約束の場所に来ないので家に直接行ったら、パジャマでテレビを見ていた。

・そもそも約束の日が登校日だった!

・約束が夕方6時とあり得ない時間だった。

など、その後も約束に右往左往する日々は続きます。

娘とふたりで作った約束シートで問題解決!


学校では「しっかり者」と評判で、時計はもちろん読めるし、物覚えも良い子でも、約束は伝言ゲームのように食い違ってしまうものです。

安全に気を付けて道を歩けるようになった3年生のある日、娘と話し合って「お約束シート」を作りました。

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友達と約束をしたら、このシートにそれぞれ書いて交換、お互いの親に渡します。

約束はいつも急な話なので、何枚も持たせておきました。

落とした時のことを考え、連絡先の電話番号は約束の場でお互いに書き、連絡帳の袋やランドセルのポケットなどにきちんと入れるよう指導しています。

遊ぶ場所は基本的にお互いの家の中間点や、親も良く知っている見通しの良い公園。

雨が降った場合は我が家で遊ぶことをルールとしました。

女の子はこういうやり取りが大好きで、このシートを作ってからはすれ違いなし!

かわいいイラストを描いたり、楽しく交換していたようです。

連絡先の交換もスムーズなので、私のママ友も増えました。

【まとめ】

どんなにしっかりしていても、やはり子どもの約束は子どもの約束。

親が出ていかなくてはならない場面も多いものです。

「友達と約束をしたい!子どもたちだけで遊びたい!」という娘の思いを大切にした結果、我が家のルールはこういう風になりました。


※ この記事は2024年10月07日に再公開された記事です。

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