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公開 2018年11月09日  

夫への妊娠報告、サプライズで伝えた時のリアクション<投稿コンテストNo.70>

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妊娠が発覚して、嬉しさと同時に不安も大きかったというちゅんさん。不安な勢いで、なぜか旦那さんにはサプライズ報告をする事になったのですが…


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出産前の私は、子どもは苦手、自分の子どもなんて想像できない。愛情なんてかけられるのかと不安に思うひとりでした。

産後に色々な方の出産レポを拝読し、そんなタイプは少なくないことを知りましたが、しかし当時はそんなことは知る由もなく、かなり思いつめておりました。

私の始まりは、夫への告知から


子どもは欲しいと漠然と思っていたので婦人科に通っていましたが、いざ病院で「おめでとうございます!」と先生に告げられても嬉しさよりも戸惑いが勝ち、ひどく他人事のように受け取ったことを覚えています。

帰り道は不安でいっぱい。とにかく夫に伝えなければと考えていました。

そうして帰宅した夫の能天気な顔を見ていたら、何故か怒りが沸いて来てしまい、準備もアイデアもないままサ
プライズで妊娠を報告することに。

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目の前で泣きはじめた夫を前にしてようやく嬉しいと思う感情と、前向きな気持ちを手に入れ、出産するまで
の日々を頑張る勇気が持てました。

出産後の変化


出産は40週になっても兆候がなく、骨盤異常と診断され、急遽帝王切開に。

気持ちの整理もつかないまま、あっという間に子は取り出され私は母になりました。

10ヶ月あってもやはり突然母にはなれないもの。

最初の3日間は実感もなく、引き返せないプレッシャーに押しつぶされそう。

子どもが可愛いなんて思える余裕もなく苦しい数日間でした。

しかしふと夜中の寝顔を見た際、愛しさがこみ上げたと思ったら、そこからはもう可愛いの連続!!

出産前に不安を吐露した実父にはその後、「あんなに、子どもが可愛がれるのだろうかと言っていたのに」とからかわれる程、今では溺愛しています。

文字通り溺れる毎日です。

正直に言って苦しいくらい。可愛過ぎてつらい(笑)。

自分の中の価値観なのか、何かが明らかに変化したのだろうと思うと、出産というのは人生において一大事なんだなと、子どもを見る度思います。

全然大丈夫だったよと、当時の自分に言ってあげたい。

同じように悩んでいる方の後押しになれれば幸いです。


ライター名:ちゅん

※ この記事は2024年10月06日に再公開された記事です。

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連載「第一回 記事投稿コンテスト 『出産』」 #70
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