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公開 2018年11月16日  

三児の母が振り返る、全く違ったそれぞれのお産<投稿コンテストNo.88>

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私には14歳の長女、12歳の二女、2歳の長男がいます。

私の出産体験は3人ともそれぞれ違うものでした。


まず長女。

長女は予定日より2週間遅れて出産。

予定日を過ぎても陣痛が来ないので誘発分娩となりました。

当時19歳と若く、あまり出産の知識もありませんでしたが、若さゆえか肝は座っていたと言うかなるようになるという気持ちでした。(笑)

入院初日にバルーンという子宮口を広げる器具を入れたのですが、それがとても痛かったのを覚えています。

バルーンが入ったまま夜を過ごしましたが、翌朝も生まれる気配はありませんでした。

痛くて良く眠れませんでしたが、容赦なく陣痛促進剤が投与され、1時間後くらいに破水しました。


破水してからはお産が進み、なんと3時間半でのスピード出産。

陣痛の痛みよりも、バルーンと産後の痛みの方が辛かったです。


二女は予定日より2日遅れての出産でした。

予定日の次の日の朝におしるしがあり病院に連絡。

当時21歳、前回お産が早く進んだ経産婦ということもあり早く生まれる可能性があるということですぐに病院に向かいました。

病院に着いてからは陣痛は10分間隔でくるものの、なかなか子宮口が開かずそのまま次の日となりました。


すると、赤ちゃんの心拍が陣痛が来る度に下がってしまい、緊急帝王切開することになったのです。

まさかの展開に涙が止まりませんでしたが、赤ちゃんが無事に生まれるならとそればかりを願いました。

緊急だったため全身麻酔。

まだ意識が少しあるうちにお腹を切られた感覚があり、気持ち悪くなったのを覚えています。


こうして生まれた二女ですが、元気に育ってくれています。

産後は傷口のテープでかぶれたり、血栓予防の足のマッサージ機が蒸れたり、痛いし痒いし色々と辛かったです。

また、脇の下に副乳があるのが分かりそれが激痛でした。


3人目の長男。

彼は10年ぶり、31歳での出産。

前回帝王切開だったので、今回は予定帝王切開でした。

上2人が予定日超過しているので、今回も帝王切開予定日まで大丈夫だろうとゆったりしていました。

個人病院で出産予定でしたが、思いもよらないことが起こります。


32週で出血、切迫早産となったのです。

自宅安静でしたが34週で再び出血し入院となりました。

しかも個人病院では危険と判断され、個人病院から救急車で大学病院へと搬送、入院。

救急車の中で泣いてしまい、しかも血圧が200まで急上昇。

それまでは低血圧気味だったのでびっくりました。

大学病院ではウテメリンの点滴を24時間、刺し替えもあり腕は点滴のアザだらけでしたが、なんとか37週まで持ちこたえ、無事に出産となりました。


こうして見るとお産のフルコースを味わった気分です。(笑)

3人とも全く違う出産でしたが、今は無事に生まれてきてくれたことに感謝しています。


ライター:3児の母

※ この記事は2024年10月06日に再公開された記事です。

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連載「第一回 記事投稿コンテスト 『出産』」 #88
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