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公開 2018年12月08日  

入園後にはじまった3歳次男の大泣き。先輩ママと実母のアドバイスに救われた。

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幼稚園に入園して、半年が経った次男。ようやく慣れてきたとホッとしていたのですが、園から帰宅後、何でもないことで怒ったり、大泣きすることがあります。その心の中はどうなっているのか?先輩ママと話しました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038023734

帰宅後、長時間泣いている次男

入園して半年経ち、ようやく幼稚園に慣れてきた次男。

毎朝の「行きたくない」というグズりもなくなって安心していたのですが、園からの帰宅後、ちょっとしたことで30分近くギャン泣きする日が続きました。


よくスーパーで見かける、床に大の字になって大泣きする子ども……まさにその状態で、ギャンギャン泣きわめくのです。

気を逸らそうにも「泣くことに集中!」という感じで、ただひたすら泣いてる状態が1日に1回はありました。


同じ学年のママ友にその話をしたところ、大人しくて上品なタイプの彼女の子も、帰宅すると「うるせぇ!」「ばかやろう」と汚い言葉を使って当たるよう。

帰宅後、情緒不安定気味な我が子に悩んでいるのはうちだけではないようです。


愚痴りたくても話せない、ストレス発散もできない


そこに先輩ママがあらわれ、「子どもの立場で考えればわからなくもない」という話になりました。


園では、お友達におもちゃをとられたり、先生に怒られたり、遊びたいお友達と遊べないなんてことも日常茶飯事。

嫌なことがあっても、私たち大人なら、誰かに愚痴ることができます。

「分かる~!」なんて共感してもらえば、気持ちも大分スッキリするもの。

でも、子どもはまだ言語が発達途中なので、うまく愚痴ることもできません。

その分、1人きりで「嫌だ、悲しい、悔しい」という気持ちを抱え込むことになってしまうのではないか、と言うのです。

疲れたりストレスが溜まっても、私たち大人はスイーツを食べたり、好きな音楽を聴いたり、買い物に行ったりできます。

でも子どもはストレス発散法を知りません。

お菓子を食べようにも、「ダメよ」と親に止められることもあります。

まだ言語が未発達で経験も少ない子どもには、集団生活のストレスは相当なものではないか。そう話し合いました。


「泣くとストレス発散になっていいじゃない」


この件を実母にも相談したところ、「泣くとストレス発散になるから、いっぱい泣くのは良いことよ」との答えが。

たしかに思いきり泣いた後は、いつも通りに戻ります。

あまりに泣くからといって、慌てることもないと気付きました。


我が家では泣きたいだけ泣かせ、気が済んできたら抱っこしたり、日常のスキンシップも増やすように心がけてみました。

おやつも次男の好きなものを選び、帰宅後は好きな遊びをしてゆったりと過ごしています。

3歳8ヶ月を過ぎた最近では、寝る前に「今日はお友達に三輪車を取られて乗れなかった」と説明するようになりました。

先日「そうかぁ……。嫌だったね。悲しかったんだね。三輪車で遊びたかったねぇ」と返すと、「うん……ありがとうママ」との答えが。

まさか「ありがとう」と言われるとは思わなかったので驚きました。

口で説明できるようになってからは、「泣きたくて30分泣き続ける」ことは大分減りました。


園では嫌なことがあるだけでなく、集団の中にいると緊張したり、忙しくて先生に話を聞いてもらえないこともありますよね。

園で頑張っている分、家ではストレス発散をさせてあげると良いのかもしれません。


※ この記事は2024年11月13日に再公開された記事です。

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