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公開 2018年12月08日  

全額渡すor一部だけ?小学校低学年の「お年玉管理」はどうしてる?

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お正月の目玉といえばお年玉!
幼稚園の頃は親が管理していたけど、小学生になってからはどーすればいいの?我が家のやっちまったエピソードと共に、小学校低学年のお年玉管理について考えてみました。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10172000630

お年玉は誰のもの?


もうすぐやってくるお正月!

お正月と言えば、お年玉ですね。

子どもの頃はワクワクして、お正月のひとつの楽しみでした。


が、親になると気になるのがお年玉の扱い。

「お母さんが預かっておくね」が通用したのは幼稚園まで。

長女ちゃんが小学生になると、「お友達は自分で管理してるって言ってたもん!」と言い出すようになりました。

しかし、ときに万単位。小学生に渡すには大きすぎる金額ですから悩みます。

一方で、夫は自己管理をさせたい派でした。

トラブルになる予感がムンムンしつつ、言われたとおりに長女ちゃんにお年玉全額を渡した結果、ええ、起こりましたよトラブルが。

友達におごっちゃった!


ある日かかってきた一本の電話。

相手は長女ちゃんのクラスメイトのお母さん。

クラスメイトのお母さん「うちの子が長女ちゃんにお菓子買ってもらったって言ってるんですが、どういう教育しているんですか!?」

寝耳に水で慌てて長女ちゃんに確認したところ、事実だったので平謝り。

当時は小学校1年生。

人におごれるようなお金を持っていること自体がおかしいとお怒りでした。

ごもっとも……。


電話を切ってから、長女ちゃんとお話。

ママ「どうしてお友達にお菓子買ってあげようと思ったの?」

長女「喜んでくれるかなと思って!」

ママ「それでお年玉を使ったの?」

長女「そう!」

にこにこ答える長女ちゃん。

全く悪いことだとは思っていません。

ママ「お友達に喜んでほしいって思う気持ちは素敵だと思うよ。

でもね、人に何かを買ってあげるのは、大人になってからなんだ。

少なくとも、パパやママ、おじいちゃんおばあちゃんからもらったお金で人に何かを買ってあげるのはよくないよね。自分でお給料をもらうようになって、お金の大切さを知ってからにしようね」

長女「そうなんだ……。でも、おじいちゃん、おばあちゃんは私の好きにすればいいって言ったよ」

ママ「そうだね。おじいちゃんおばあちゃんは長女ちゃんが喜んでくれたら嬉しいと思ってお年玉をくれたんだね。

でもそれは、長女ちゃんが自分のために使ってほしいと思ったからだよ。

おじいちゃんおばあちゃんの気持ちを他の人にあげてしまうのはちょっと違うかなって思うけど、どう思う?」

長女「ちがうかもしれない……」

トーンダウンしていく長女ちゃん。

はっきり言って長女ちゃんだけが悪いのではない。渡した私も悪い。

でもいい機会なので、お金の使い道についてお話しておきました。

ママ「残りのお年玉、どうしたい?自分で管理できるかな?」

長女「持ってるとまたわからないまま、こんな風に使っちゃうかもしれない……」

ママ「じゃあ、長女ちゃんの銀行に預けようか。それで本当に長女ちゃんの欲しいものができたときに使うのはどう?」

長女「うん!そうする!」

というわけで、結局銀行に預けることになりました。

ただし1割は残して長女ちゃんの貯金箱に。

痛い思い出だったけど、いい経験になったと思います。


そして今のお年玉は


今、お年玉は1割を残して長女ちゃん・次女ちゃんそれぞれの銀行に預けるスタイルをとっています。

通帳に記入して、それを見せて「ママ使ってないよ」とアピールも欠かしません。

それから、お小遣い帳を必ず書くように。

買い物から帰ってきたら、レシートを見ながら数字を書いてもらっています。

今まで使った金額がわかるし、何に使ったかわかるので、子ども達も面白いみたいです。

かーちゃん実は自分がめっちゃズボラだから、小遣い帳なんて三日坊主だったのにえらいよ君たち……。


まとめ


お年玉って子どものときはひたすらに嬉しいものだったのに、大人になるとお返しを考えたり、子どもにどう管理させようか考えたり、何かと大変ですよね。

家によって相場は違うし、我が家は最近までいとこがいなかったので、もらい放題でした。

なかなかお金の勉強をさせる機会がなかっただけに、今回のことはいい勉強になりました。


※ この記事は2024年11月12日に再公開された記事です。

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