コノビー読者のみなさま、これまで「カプリチョぼうや」を応援していただきありがとうございました。
たくさんのご感想をいただき、作者であるブブさんもとても喜ばれながら、楽しく連載をさせていただきました。
そんな連載も、いよいよ次週で最終回です。
この作品は神の舌を持って生まれた、
ゴッドタン2世の成長物語であるとともに、
そのママであるズボラな「あつこ」の、
等身大の気持ちに寄り添う物語でもありました。
あつこにとっての離乳食は辛いことの連続で、
精神的・肉体的に追い詰められていく日々。
一人で悩むその姿は、
たくさんのママからの共感を呼ぶことに。
多くのママにとって、
「私自身」の物語でもありました。
ゴッドタン2世に振り回されるだけでなく、
デリカシーの無さ過ぎるパパの言動に、
たくさんストレスを感じてしまうことも。
もう投げ出してしまいたくなる日も、
数え切れないほどありました。
それなら外食すればいいのでしょうか。
あつこにとっての外食は、ラクなものでは決してなく、
自由奔放なゴッドタン2世に振り回され、
人の目もありひどく疲れてしまうものでした。
食べムラ、遊び食べ、好き嫌い…。
どうしても離乳食を食べてくれないゴッドタン2世。
その苦悩を誰にも相談できず、
人知れず自分を責めてしまうあつこ。
それでも。
離乳食をがんばるあつこのことを、
どこかで誰かは見てて分かってくれていて。
辛いことがあっても、諦めたくなっても。
何よりも大切な子どものために、
また自分なりにちょっとずつ頑張ろう。
と、あつこは思うのでした。
そんなあつこの物語も、あと1話でおしまい。
今までの苦労が報われる日は来るのでしょうか。
そしてその時、ゴッドタン2世はどんな表情をしていて、
パパはあつこにどんな言葉をくれるのでしょうか。
ご愛読をいただき感謝の気持ちでいっぱいです。
それでは、11月27日(火)20時、
コノビーでお待ちしています。