娘が小学生になる前から心配していたのは、「学校に遅刻しないで行けるのか?」ということ。
とにかく娘は朝が苦手で、どんなに前夜に早く寝ようが、遠足など楽しみにしている行事があろうが起きられません。
保育園生だった当時は、夜の8時~9時の間には布団に入れるようにしていましたし、娘の場合、布団に入って3分も経たずに寝られる“のび太”ばりの寝つきの良さだったので、睡眠時間は十分に確保できていたと思います。
それなのに…朝起きない!
10回ぐらい声をかけても、全く起きない!!
休みの日は、起こさなければ12時間くらいは寝っぱなし…。
たとえ起きても30分くらいはボーッと座って動かず。
とにかく驚異的な寝起きの悪さなのです。
「寝起きの悪さ」と格闘して3年…。私が気づいた、ムスメが“起きられない”理由
12,904 View小学生になったからには、自分で起きて、ちゃっちゃと学校に行ってほしい。しかし俗にいう「低血圧」な娘は大音量の目覚まし時計も、私の怒声もどこ吹く風。今日もマイペースに惰眠をむさぼるのです…。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10179005321小学校入学前からの課題だった「寝起きの悪さ」
どうやったら娘が起きるのか、試行錯誤の日々
そんな娘ですが、こんなに寝起きが悪くても学校は大好きなので、シャキッと目が覚めてしまえば、嬉々として学校へ出かけます。
つまり学校へ行ける状態になるまで、親が起こすことができればOKなのです。
そこで私が娘を起こすためにしたことは…
・うるさい目覚まし時計を購入
・部屋を明るくする
・ひたすら大きな声をかける
・掛け布団をはぎ取る(冬のみ)
・大好物のチーズやハムを用意し、「〇〇分までに起きれたら、チーズ食べられるよ!」とご褒美を。それでも起きられなければ、苦手な野菜多めの朝食になるという、飴とムチ作戦!
などなど。
いろいろ試してみましたが、どれもあまり効果がありませんでした。
ようやく見つけた、「起きられる」条件
3年間ほど、あらゆる手で娘が起きられるように応援し、様子を見続けた結果、私はあることに気づきました。
娘が起きられるのは、「宿題が終わっていなくて本人に危機感があるとき」と、「朝ご飯に“たらこ”があるとき」だけだったのです。
宿題があまりに終わっていなければ、何度か声をかければ起きてきて、朝ご飯の前に宿題をする。
また「たらこがあるよ~!」と言えば、驚くほどさっさと起きて、食卓に座っている。
(宿題は前日までにやってほしいし、毎朝「たらこご飯」というのも考えもの…)
しかも最近、また一つ起きられる理由が増えて、いつも弟と取り合いをしている「パソコン学習をしたいとき」も起きられることが判明しました。
娘の場合、早起きができないのはもともと彼女の持っている体質や、睡眠に対する欲求が強いということにあると思います。
そして、まだその欲求を乗り越えてまで起きたくなるような「原動力」となるものが、少ないのかもしれません。
正直、毎朝起こすのは本当に大変ですし、自主的に起きたくなるような“何か”を探し続けるのは厳しい。
でも実は私自身、子どものころ寝起きが良い方ではなかったので、娘の気持ちも分かるなあという思いもあります…(笑)。
これも母の修行!と思って、娘が自分で起きてくれる日を気長に待ちたいと思っています。
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