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公開 2018年12月04日  

【お宮参り】パパママ・祖父母の服装マナーや祝い着のレンタルについて

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赤ちゃんが生まれると行事を数多くこなすことになり、想定外の出費が多いという人もいるでしょう。お宮参りもその一つ。ただ、お宮参りでは赤ちゃんの衣装はレンタルが主流です。パパママや祖父母はどんな服装がふさわしいのかなどお宮参りの服装マナーについてご紹介します!


目次 お宮参りに行く時期は?
お宮参りの赤ちゃんの服装は?
お宮参りにふさわしいパパとママの服装は?
祖父母にはどんな服装で来てもらえばいいの?
赤ちゃんのお宮参りの衣装はレンタルが可能!
お宮参りの衣装はどんなところで借りられるの?
レンタルする際の注意点

お宮参りに行く時期は?


お宮参りは、地域の慣習により多少の違いはありますが、男の子は生後三十日目(三十一日目)、女の子は三十一日目(三十三日目)にお参りするとされています。

しかし、赤ちゃんの体調を見ながら、生後30日前後の親や祖父母の都合の良い日に設定することが多くなっています。

この頃の赤ちゃんは、首も座らずほとんど寝てばかりのため横向き抱っこで祈祷を受けることになります。

そのため、和装の場合は着物を着せるのではなく、上からかぶせて掛ける形が正式です。

お宮参りの赤ちゃんの服装は?


お宮参りの記念写真では、赤ちゃんに着物を上からかぶせている写真を多く見かけるのではないでしょうか。

あれが「祝い着」と呼ばれるものです。

お宮参りの赤ちゃんの正式な服装は、白羽二重の内着に祝い着を掛けた和装です。

男の子には黒や紺、グレーなどの色合いで兜や鷹などの柄が入った凛々しい熨斗目模様が、女の子には赤やピンクが基調で手まりや御所車などに花柄をあしらった友禅模様で優しい雰囲気のものが選ばれやすいです。


和装で統一するなら先に白羽二重の着物を着せ、祖母が抱っこした上から祝い着の両袖に紐を通して掛けて、祖母の背中で結ぶ着方が正式です。

この方法だと、中に着た着物は見えないので、必ずしも和装にこだわる必要もなく、最近では白いベビードレスやカバーオールの上に祝い着を掛けるスタイルが多くなってきています。

お宮参りにふさわしいパパとママの服装は?


お宮参りの主役は赤ちゃんではありますが、一緒に神社に行くパパやママの服装にも気を使う必要があります。

とはいっても明確なルールがあるわけではなく、礼装でなければならないというようなことはありません。

しかし、神社の本殿で祈祷をしてもらう儀式のひとつであるため、できるだけフォーマルな服装を選ぶようにしましょう。

パパの服装は、落ち着いた色のスーツが無難です。



ママは和装にされる方もいますが、産後の体調を重視して、洋服でも全く問題ありません。

授乳をすることも考えてスーツやワンピースなどで派手過ぎないものが良いでしょう。

黒や紺などの落ち着いた色合いでなくても、優しい明るい色合いのものでも問題ないようです。


また、赤ちゃんの祝い着とともにママの着物をレンタルする、というのも一つの方法です。

ママや祖母も一緒にレンタルすると、割引や特典などのサービスでお得に借りられる場合もあります。

祖父母にはどんな服装で来てもらえばいいの?

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お宮参りに同席する祖父母の服装も、赤ちゃんのパパやママと同じような服装で構いません。

赤ちゃんが和装の場合には、祖母も色無地や訪問着などの和服にするのが正式なしきたりですが、パパママが略礼装なら、祖父母も略礼装で合わせると良いでしょう。

特にパパママ両家の祖父母が揃って参列する場合には、あらかじめ服装を確認しておいて服装の格を合わせた方が良さそうです。

赤ちゃんのお宮参りの衣装はレンタルが可能!

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お宮参りの赤ちゃんの衣装は、着物だと購入してもその後普段着で着ることはできません。

七五三で仕立て直すにしても、それまで大切に虫やカビなどに気を使って保管しなければならず、仕立て代もかかります。


そのため、お宮参りだけに必要になる衣装は、レンタルすることが可能です。

購入する場合はどうしても予算にとらわれてしまいがちですが、レンタルならリーズナブルに多くのデザインの中から自分が気に入ったものを選ぶことができます。

たとえば、写真スタジオの衣装貸出可能の撮影プランなら、記念写真、家族写真などと込みの料金でお得に衣装が借りられて撮影までできます。

ママの着物を借りる場合も、着付けやヘアメイクまでをしてくれるところならトータルで任せられるため安心ですね。

お宮参りの衣装はどんなところで借りられるの?


お宮参りの衣装のレンタルができるのは、貸衣装専門店や着物レンタル店、大手の写真スタジオなどです。

写真スタジオのレンタルプランは、撮影当日に着付けをしてもらい、スタジオで撮影したあとにお宮参りに出かけるプランや、お宮参りと撮影日を別に設けているプランなどさまざまな違いがあります。

赤ちゃんの体調や、遠方から来る祖父母の予定に合わせてスケジュールを考えると良いでしょう。


以下の写真スタジオなどでもお宮参りのプランが用意されています。


貸衣装専門店でも、赤ちゃんのお宮参りの衣装の品揃えがよいところもあります。

ネットでレンタルできるところもあるため遠方でも安心です。

レンタルする際の注意点


当日のスケジュールを考えたうえで、両家の祖父母やパパママにとって無理のない予定を計画しましょう。

なんといっても赤ちゃんの体調が一番大切です。

予定していた日に突然キャンセルしなければならない、なんてこともあるのでレンタルする場合は日程変更が可能かなど確認しておくと良いでしょう。


宅配を利用して衣装の返却をする際は、返送時の送料の扱いや到着までの期間を含んだ日数なのかどうかも確かめておきましょう。

万が一、破損や汚損があった場合のクリーニング費用なども念のため確認しておくと安心ですね。


参考になりましたでしょうか。

赤ちゃんにとって一生に一度のお宮参り、パパやママ、おじいちゃんおばあちゃんもみんなが記念に残る素敵な一日にしたいですね。

※ この記事は2024年11月01日に再公開された記事です。

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