出産前は、子育て中の友人たちから「産んだあとが大変だよ」と言われるたびにうんざりしていました。
かわいい赤ちゃんが生まれて幸せ絶頂なはずなのに、なぜそんなことをわざわざ言うのか、まったくわからなかったのです。
しかしいざ自分が育児をするようになって、初めて現実を知りました。
我が家は夫が産後3週間の有給休暇を取ってくれたので、夫婦で育児のスタートが切れたものの、二人で協力しても、初めての育児は肉体的、精神的に厳しいものがありました。
うちでさえ辛かったのですから、旦那さんや周囲の協力を得られない、ワンオペ育児のお母さんは、どんなにか大変だろうと思います。
出産前は、赤ちゃんの泣き声なんて気にしたこともありませんでしたが、我が子の泣き声は、「何かしてくれないと、いますぐ死にますよ」と言わんばかりに、断末魔の叫びで迫ってきます。
私は毎日とにかく泣きやませることに必死でした。
またもともと心配性なので、赤ちゃんが泣きやまないと「どこか悪いのでは?」「何かの病気だったらどうしよう」と暇さえあれば育児書やインターネットで、赤ちゃんを泣きやませる方法を調べていました。
産後1ヵ月の間に助産師外来に3回行って相談しましたが、いつも「赤ちゃんは泣くものよ」と言われるだけでした。
おっぱいをあげて、抱っこして、おむつを替えて、それでもずっと泣いている大ちゃん。
「赤ちゃんは泣くのが仕事」とはいえ、そんな仕事に24時間付き合っていると、心が擦り切れていきます。
次第に、泣いていないときでも、いつ泣きだすか? と神経を張り詰めて様子をうかがうようになりました。
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