はぁ…はぁ…まいど…おおきに…ベルギーに嫁いで10年経過中のさとえみです…。
今回は息も絶え絶えになりながら、この「長すぎるベルギーのクリスマス気分」についてご紹介します…!
ゼィ…ゼィ…。
そうなんです。
サンタクロースの原型になったとおぼしき聖人が、12月のしょっぱなにやって来て、
「欲しいものは何か?」的なやつを聞いてくるんです…。
早いー!
早すぎるわー!!
師走を本気で走るなーー!!!
それくらいの気の早さがあります。
そして、この辺に住む子どもたちは、
その聖人シンタクラースに頼んだものが、12月6日の朝にもらえます。
別に祝日でもなんでもないので、
学校があるのに朝から興奮して、登校の支度が困難を極めます。
そんな、シンタクラースの余韻も残っている頃…。
クリスマス休暇の前に、キリストに関する授業や劇が行われる関係で、
親も練習に付き合うことになります。
マイナス気温中、夜6時くらいから8時くらいまで屋外で立っているという…
苦行が…苦行としか言いようのない何かが…待っている12月中旬…。
もう、この辺で体力ない系オカンは1回死んでいます。
そして始まる冬休み。
子どもたちが幼稚園や学校で作った制作物の雪崩に埋もれ、そっと目を閉じる。
もう…もう…この辺の人たちの冬のテンションの高さというか…。
パーティーは何回やっても良いもの的な雰囲気は…。
なんなんやろな…ほんま…。
我が家は大きなパーティが「やる方」1回、「行く方」2回とすでに決まっていて、
もちろんクリスマス当日は、家で家族だけのパーティーもする…んです…。
そして、子どもたちが突発的に作り出すクリスマスパーティーなるものに
三姉妹がそれぞれ呼ばれたりして、
しかも前日とかに連絡が来たりとかして…
親は…その送迎やプレゼント交換のためのプレゼントを用意するのに…
奔走することに…なる…ゴフゥ!(吐血)
親は…
特に、引きこもりなオカンはこの時期、
ただ生き延びることのみを考え…
耐える…のみ…
クリスマス休暇の2週間は、年が明けてもクリスマス気分なベルギー。
ずっとずっとパーリーナイ…。
シンタクラースからのプレゼントを皮切りに、子どもたちに降り積もるリボンやラッピング。
生まれ変わったら…あたい…
ベルギーの子どもになって、この長すぎるクリスマス気分を味わうんや…そんな夢を見ながら…。
皆さま…メリー…クリスマス……(吐)