子育ての大変さは「決め疲れ」にあり！？夫に打ち明けた本音＜第二回投稿コンテストNo.２３＞

こんなことが一番疲れるなんて！

育児書にも書いてなかった、驚きの疲れの理由と、我が家の対処法を描きます。

いっせーのせ！でお世話を覚えたおかげか、オット君は育児に協力的。

おむつ替え、寝かしつけ、ミルクなど、一通りマスターしてくれたおかげで、産後すぐはとても安心していました。

ですが…日に日に疲れは溜まるばかり。おまけに一番の味方で私と同じぐらい娘のお世話ができるオット君に、とてもイライラしてしまう始末。

こんなに育児に協力してもらってるのに私はなんでこんな疲れているの？

頻回授乳で寝不足だから？帝王切開の傷が痛むから？

…でもなんだか違う気がする。

最初はこの異様な疲労感の出所がわからずとても落ち込みました。

そしてある日、爆発してオット君に泣きながら怒鳴ってしまったことで気づきました。

「あ、そうか。私選ぶことに疲れていたんだ…」

初めての育児。少し目を離したすきに死んでしまうのでは？と思うぐらいふにゃふにゃな我が子。

朝から晩まで「保湿剤はなにがベストだろう？」「吐き戻してしまった…体調が悪いのだろうか？母乳は足りてる？ミルク足す？」「肌が荒れてしまった…なにが原因？病院はどこを選べばいい？」などなど…

小さなことから大きなことまで、つねに選び続ける…それは驚くほどに重労働だったのです。

それからは意識的に「私が選ばなければ」「母親なのだからわからなければ」「オット君に聞かれたコトこたえなければ」と思うことを少しずつ減らし、

迷った時、疲れた時、聞かれた時は「育児レベルは貴方と一緒。聞かれても私もわからないよ」「AとBまで絞ったからあとは貴方が選んで」とオット君にも選択権を渡すことにしました。

ちゃんと手渡した所、なんとなく私に質問していたオット君も「確かにこれは重労働だ」と感じてくれたようで、いまでは1人で全部選ぶのでなく、2人で考えるようになりました。


ライター：青鹿ユウ