「大丈夫、いつか終わりは来るよ」の「いつか」を迎えて見えてきたこと＜第二回投稿コンテストNo.３０＞

わたしが「子育てで、一番驚いたこと」

それは“いつの間にか終わっていた”ということです。

“終わっていた”と聞くとネガティブな意味に取られそうですが

私が体感した“終わっていた”は次へ続くポジティブなものでした。

見ている側もキツくなるイヤイヤ期。

娘は朝食のパンの出し方1つでも大泣きしていました。

パンは娘が自分で袋から出すということがルーティン化していました。

いつの間にか娘のイヤイヤ期は

すっかり“終わっていた”のでした。

当時これにはとても驚きました。

子育てが一段階楽になったんだと気付いた瞬間。

けれど、“いつの間にか終わっていた”

ということに気付いた瞬間でした。

保育園に送る時にこんなに泣いているのに…仕事に行くべきか…？

買い物も娘と行くのが大変で、外に出るのが億劫になったり…

夜なかなか寝ないのは、昼間の遊び方が悪いのではないのか…

などなど…

当時は悩み、スマホで色々調べても

先輩ママからの「いつか終わるから大丈夫」という文章を見て

その「いつか」はいつ来るのだろうか…

ずっと来ないんじゃないか…

と悶々としている日々でした。

できることが色々増えていき、手のかかる期間は“いつの間にか終わっていた”娘。

このまま子育てって終わるのかな？と思っていた矢先

「同じクラスの○○君が好き」

「習い事のスイミングが上手くいかない」

「上手にお絵かきしたい」

“いつの間にか始まっていた”娘の新しい悩み事。

悩む対象が次の段階にシフトし、また私はスマホで色々調べています。


ライター：はんぺんぎん