そもそも赤ちゃんを連れての外食は、いつ頃からOKなのでしょうか?
その家庭の事情や赤ちゃんの様子などによって異なるため断言はできませんが、産後のママの体調、赤ちゃんの発育状況を診てもらえる1ヶ月健診が終わっていることがひとつの目安となります。
ここで、医師から「順調」だと診断されれば、外出はOKということです。
首がすわった3ヶ月以降には、どんなタイプの抱っこ紐も使えるのでママにとっては楽でしょう。
季節的なことや環境にも注意しましょう。
たとえば、風邪やインフルエンザ、胃腸炎などが流行している冬場は、不特定多数の人が行く場所に生後間もない赤ちゃんを連れて行くのは、感染症などのリスクが高まるため避けたほうがいいでしょう。
また、夏場もお店によっては冷房が効きすぎていることもあります。そういった場所もやめておいた方がいいでしょう。
反対に、あまり空調が効いていない場所やムッと熱気が立ち込めた人ごみに長時間いるのも、赤ちゃんには負担となるため、あまりおすすめできません。
生まれて数ヶ月の赤ちゃんは、まだ自分で体温調整ができず、周囲からの刺激に敏感です。
常に様子を観察し、少しでもいつもと違うと感じたら、早めに店を出ることも頭に置いておきましょう。
夜に外食する場合は特に、赤ちゃんの睡眠や生活リズムを考えて、少し早めの時間に帰宅するよう心がけるといいですね。
赤ちゃんとの外食はいつから?おすすめの店は?赤ちゃん連れ外食のコツ紹介
15,112 Viewたまには家族そろって外食に行きたいけれど、赤ちゃん連れの外食はいろいろと不安も多いもの。そこでこの記事では、大人の椅子しかないお店でも大丈夫?取り分けはいつから?抱っこ紐は必要?持って行ったほうがいいアイテムは?夜に外食は難しい?などの疑問に答えるとともに、赤ちゃんとの外食で覚えておきたいポイントを紹介します。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11038020315赤ちゃん連れの外食はいつから?
赤ちゃん連れの食事におすすめのお店
それでは実際に、赤ちゃん連れにおすすめのお店をいくつかピックアップしてご紹介します。
ファミリーレストラン
多くの家族連れが利用するファミリーレストランは、小さな赤ちゃんがいても気兼ねなく行けるお店のひとつ。
やわらかいうどんや雑炊などの離乳食メニュー、低アレルゲンメニューを取り揃えているお店も多いのがうれしいポイントです。
そのほか、エプロンや子ども用の食器、3歳以下はドリンクバー無料などのサービスがある店舗もあります。
フードコート
ショッピングモールなどにあるフードコートも、子連れで気兼ねなく行けるお店です。
ベビーチェアが用意されていたり、比較的スペースがあるため、ベビーカーやカートのままテーブル席につけることができます。
何より、賑やかなので多少赤ちゃんが泣いたりグズったりしても対処しやすいというのが一番のおすすめポイント!
トイレや授乳室もフードコート近くにあることが多いので、安心して食事ができます。
個室のあるお店
一見、子連れでは無理なように思える、敷居が高いお店でも、個室なら人目を気にせずに過ごせるのでおすすめです。
ただし、予約をしないと空いていない場合が多いので、外食するお店を決めたら個室の有無をチェックして、事前に予約すると確実です。
もし部屋が掘りごたつ式の場合、寝返りやずりばい、ハイハイを始めたくらいの赤ちゃんは、転落しないように注意が必要です。
子ども向けメニューやベビーチェアがあるところ
離乳食が進んでくると、大人の食事を取り分けて子どもに食べさせられるようになります。その場合は、味が濃すぎないか注意が必要です。
その点、子ども向けのメニューが豊富なお店は安心。
ベビーチェアやキッズ用の食器が準備してあるお店も過ごしやすいのでおすすめです。
最近は、おしゃれなカフェなどでも子連れにやさしい施設が多く、子どもが靴を脱いで遊べるキッズスペースを設けているお店もあります。
持っていくと便利なアイテム
子連れの外食は、大人が思うように食事が進まないもの。そこで、事前の準備がものをいいます。
続いては、あると便利なアイテムをご紹介します。
チェアベルト
大人用の椅子に巻きつけるだけで、赤ちゃんが落ちないように椅子に座らせておける優秀なアイテム。
腰がすわった赤ちゃんから使えます。
家族連れが多いお店でも、ベビーチェアが用意されていなかったり、すでにほかの家族が使っていて空きがなかったりする場合があります。
また、ベビーガードがついていないタイプの椅子も多いため、チェアベルトをひとつ持っていると、安心して赤ちゃんを座らせることができます。
ただし、使用している間は目を離さないように注意しましょう。
椅子ではぐずってしまう赤ちゃんには、ママの膝の上に座らせて使えるチェアベルトもあります。
ウエットティッシュ
手づかみ食べや食べこぼしには、ウエットティッシュが役立ちます。
手や口を拭く以外にも、机の上を綺麗にしたりと、何かと使えます。
100均などで売られているウエットティッシュの蓋を張り付けておけば、乾燥しないのでおすすめです。
除菌タイプを使う場合は、赤ちゃんの肌への刺激を考えて、ノンアルコールタイプを選ぶと安心です。
ヌードルカッター
うどんは赤ちゃんでも食べられるメニューのひとつですが、一口サイズに切り分けるのは意外に大変!
そんなときは、赤ちゃん用のヌードルカッターが便利です。
簡単に麺類をカットできるので、ママのストレスを軽減できます。
100均などでも手に入り、スプーン・フォークとセットになっているものもあります。
食事用エプロン
外食で困るのが、派手に食べこぼしたときに着替えさせるのが難しいことです。
そこで、食事用エプロンを持参しましょう。
裏返すとポケットになるタイプは、こぼれたものをキャッチできるのでおすすめ。袖までついているものなら、袖の部分も汚れません。
持ち帰るのが面倒な時は、使い捨てのものもあります。
ただし、初めて目にするものだと赤ちゃんがつけるのを嫌がることがあるので、外食前に何度か使っておくことをおすすめします。
事前にチェックしておきたいポイントまとめ
最後は、お店に入ってから焦らないように、事前にチェックしておきたいポイントについてお伝えします。
授乳室・オムツ交換台が近くにあるか
母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんは、いざお腹が空いて泣き出してから焦らないように、事前に授乳室があるかをチェックしておきましょう。
また、トイレにオムツ交換台があるかも大切なチェックポイントです。
近くに見当たらない場合は、個室を予約できるとベストです。
子連れNGな雰囲気ではないかどうか
いくら食事がおいしいお店でも、静かな雰囲気だと、少しの泣き声でも気兼ねしてゆっくりできませんよね。
落ち着いたレストランなどでは、「お子様連れお断り」というケースもあります。
最近は、お店のホームページやグルメサイトなどに「子ども可」や「キッズメニューあり」などの情報が書かれているので、子連れOKかどうか事前に確認しておきましょう。
禁煙エリアがあるかどうか
子連れの場合は特に、タバコの煙は避けたいところ。
全席禁煙かしっかり分煙されているお店を選ぶと良いでしょう。
ベビーカーで入れるかどうか
ベビーカーで移動する場合は、ベビーカーのまま入店できるか、テーブル周りにベビーカーを置くスペースがあるかを確認しておくと良いでしょう。
またお店が2階以上の場合は、エレベーターがあるかも確認しておくと安心です。
ベビーカーでの入店が難しい場合に備えて、抱っこ紐を持参しておくと慌てませんよ。
まとめ:たまには外食でママも気分転換を!
赤ちゃんがいるからといって、家の中にこもってばかりではママも疲れてしまいますよね。
最近は、子連れにやさしいサービスがあるお店も多いので、たまには家族で外食を楽しんで、リフレッシュしてはいかがですか?
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