全身ブツブツの湿疹!?わたしが息子の”天敵”になった夏の日<第二回投稿コンテストNo.36>のタイトル画像
公開 2019年01月08日  

全身ブツブツの湿疹!?わたしが息子の”天敵”になった夏の日<第二回投稿コンテストNo.36>

20,588 View

「すごい湿疹ができてるね…」医師の言葉に驚いたBochaさん。その日から超デリケート肌の息子くんのためにあらゆる改善策を試みるなか、やってきたのは地獄の猛暑。まさか育児の基本の基本の〇〇ができなくなる日がくるなんて?


>【第一話】から読む


子育てで一番驚いたこと…

それは息子が0歳の夏に「我が子を抱っこできない状況」に陥ったことでした。

3月生まれの息子は、ちょっとずつジメジメしてくる季節に初めての予防接種を経験しました。その時のお医者さんの一言から全ては始まったのです。

「あれ、この子すごい湿疹できちゃってるね」

「え?これ湿疹なんですか?」

他の子の裸を見たことがない私にとっては普通の姿。でも実は息子は全身ブツブツだらけになっていました。

後になって経験するのですが、他の赤ちゃんを触った時に「え!サラサラもちもち!全然違う!」と驚愕するほどに、我が子は生まれた時からザラザラでブツブツのサメ肌だったのです。

原因がその場ではわからず、とりあえず薬をもらい、さらに以下のことを改善して様子を見ることにしました。

・ボディークリームは市販品から病院で出されたものにする

・洗濯洗剤やボディーソープなどを全て病院に指示されたものに変える

・お洋服は綿100%

・汗をかいたかなと思ったらすぐ着替える(必要があればシャワーを浴びせる)


全身ブツブツの湿疹!?わたしが息子の”天敵”になった夏の日<第二回投稿コンテストNo.36>の画像1


多い…やること多い…。

この時点で心は8割くらい折れていましたが、言われたことをとにかく言われるがままにやってみました。

その結果、どうやら息子は「デリケート肌でとにかく暑がり」であることがわかってきました。

しかも暑がりなのに汗腺がまだ発達していないのか、汗はうまくかけないようで、どのタイミングで暑いと感じているのかが全然わかりませんでした。

模索しているうちにやってきたのは猛暑!

我が家は3階建てマンションの最上階の角部屋。ジリジリと照り付ける太陽には歯が立たず、マンション備え付けの古いクーラーをガンガンにきかせてもあまり効果を発揮しませんでした。

そうなるともう息子は暑いのかかゆいのか一日中泣きっぱなし!

泣き出してはシャワーを浴びせ、服を着替え、泣き出しては風を送り…

当時まだ首も完全にはすわっておらず、一日の作業が辛すぎて半泣きになりながら実家の母に何度も電話しました。

そして悲しいことに、暑がりの息子にとって一番の敵が何を隠そうこの私(ママ)でした。

というのも私も暑がり…。さらに産後ぽっちゃり度が増したこともあり、常に体温が高くてちょっと汗がにじんでいる状態だったのです。

そんなママを息子は超拒絶!

抱っこすれば触れている部分がどんどん赤くなり、ギャン泣きです。タオルやらを挟んで抱っこしてみるのですが、時間が経つと暑さの方が勝ち全く意味がありません。

授乳なんかは特に時間がかかるので、ついに抱っこでの授乳をやめて私は四つん這いになり牛のようにおっぱいをあげていました。


全身ブツブツの湿疹!?わたしが息子の”天敵”になった夏の日<第二回投稿コンテストNo.36>の画像2


ギャン泣きしても抱っこをし続けることができず、見ていることしかできないので本当に辛くて悲しかったです。

結局息子0歳の夏はほとんど外出もせず、服は毎日肌着なしの甚兵衛、抱っこ紐は秋頃まで完全封印となりました。

冬に入る頃にやっと少しおさまり、今までの分!とばかりにぎゅーっとしまくりました。


全身ブツブツの湿疹!?わたしが息子の”天敵”になった夏の日<第二回投稿コンテストNo.36>の画像3


我が子が辛いのにまさか目の前で見ているだけで抱っこができない日が来るとは…。

息子を産む前の私にはきっと想像もできなかったと思います。


ライター:Bocha



※ この記事は2024年10月14日に再公開された記事です。

Share!

連載「第二回 記事投稿コンテスト 『驚いたこと』」のタイトル画像
連載「第二回 記事投稿コンテスト 『驚いたこと』」 #36
コノビー記事投稿コンテストのタイトル画像 コノビー記事投稿コンテスト