子どもが幼稚園や保育園の年長になるかならないかという時期。
まだまだ現実味のない小学校入学に向け、ランドセルのチラシや広告に触れる機会が増えている気がするのは筆者だけでしょうか。
そこで、まずはランドセルが売れる時期を調べてみました。
2017年のランドセル購入ピークは8月。ランドセルを検討するのは、既に4月から始まっているとのことです。となると、メーカーなどが昨シーズンの在庫を処分したい時期は2〜3月となります。
つまりこの時期は、ブランドもののメーカーが在庫処分として一気に安く販売しているようなのです。
残念ながら、我が家がそんな世間の流れを知ったのは、その時期を過ぎてから…。
しかし、ランドセルを安く購入する時期を逃した我が家に、あるママ友から知恵を授かることとなりました。
お得感ハンパない!約5,000円で「アウトレットランドセル」を購入してみて
14,684 View小学校入学準備といえば「ランドセル」。私たち親世代の頃と大きく変わって、多様な色やデザインの個性的なランドセルが登場しています。現在のランドセルの平均購入価格は4~5万円前後と言われていますが、我が家が格安でランドセルを購入してみて思ったことをお伝えします。
出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272005309前年度の「ランドセル購入時期」を調べてみると…
『アウトレット』『ランドセル』で検索
そのママ友いわく、「『アウトレット』『ランドセル』で検索するといいよ!」とのこと。
これにはびっくり。
もう、それなりのお金を出すしかないと半ば諦めていた私ですが、ものは試しと、早速Amazonで『アウトレット』『ランドセル』で検索。
すると…
最低3,000円〜の価格帯で出てくるではありませんか!!
これで長女にランドセルを買ってあげることができる!
私は自信をもって、長女に言いました。
「この中のランドセルから、どれでも好きなものを選んでいいよ!」
ランドセル平均購入価格の10分の1のランドセルを選んで
長女が長年憧れていた「赤いランドセル」。
これまでデパートなどのランドセル売り場に行ったこともなく、目にしていたのはテレビのCMぐらい。
自分の中で『「赤いランドセル」で小学校に通いたい!』と、思いを膨らませていたようです。
そんな長女と一緒に選んだランドセルは、Amazonで4,899円のノーブランド品。
これまでの経験から「安物買いの銭失い」という言葉が脳裏にチラつきはしました。でも、長女が自分で選んだランドセル、きっと大切にしてくれるはず!
そして、注文から2日ほどで念願の「赤いランドセル」が我が家に到着しました。
念願の「赤いランドセル」……箱を開けてみると?
Amazonの箱から出てきた「赤いランドセル」。
親子ともども期待と不安が交錯したなかで箱を開けてみると、「あ…やっぱり、ちょっと想像と違う…」。
多かれ少なかれ、ブランドのランドセルをイメージしていた私たち親子には、正直、そんな思いが巡りました。
でも4,899円。
「自分のなかで良いイメージばかりふくらませてしまうと、実際に目にしたものと比べて違いがあったとき、ちょっと残念な気持ちになってしまうこともあるよね。でも、素敵な赤いランドセルだよ」
そう言うと、長女はしばらく考えた後、ゆっくりとランドセルを背負いながら、自分の後ろ姿を鏡に映し出しはじめました。
ランドセルには自分だけの「思い出」をいっぱい詰め込んで
機能的に、もう少しこうだったら良かったのに…と感じる部分が無いわけではありません。
たとえば、ランドセルを肩にかけるベルトの下部はリュックサックの伸縮を調整する部分と同じチェストベルトになっているので、荷物が重いと、長く伸びることもあります。
ただ、そういうところは固定方法を工夫するなど、多少手をかければストレスもなくなりました。
昨今の優れたランドセルのように、いろんな機能やデザインが優れているわけではないけれど、A4ノートや教科書がきちんと入り、ランドセルとしての役割は立派に果たしてくれています。
最近では、学校に教科書を置いていってもよい「置き勉」も解禁になる学校もでてきていますので、昔ほどランドセルが傷むことも少なくなるかもしれません。
ランドセル購入から数ヶ月たったいま、長女は赤いランドセルを背負って毎日元気に通学しています。
ブランド品ではないけれど、自分のランドセルを大切に扱っている長女。その姿を見ると、『自分だけの思い出』がそのランドセルいっぱいに詰め込まれるといいなと思うのです。
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