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公開 2019年01月13日  

「何それ?」超面倒くさがり屋の私の前にあらわれた新カルチャー<第二回投稿コンテストNo.52>

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周囲の人から「こんな面倒くさがり屋は見たことない」といわれていたまみさん。妊娠して初めて知った、子育て周りの新たな文化に驚きつつも、やはり「面倒くさい」という気持ちが先立ち、どこか冷めた目でみていたそうですが…。


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第一子妊娠初期、体調の良くなかった私はベッドで横になりながらネットで妊娠や出産、育児について情報収集をしていました。

その時になって初めて、自分の子供時代には(恐らく)無かった文化が、今の時代に数多く存在している事を知りました。

例えばマタニティフォト、おむつアート、ハーフバースデー…

はて、何で1ヶ月毎に写真撮ってるの?凄いおしゃれな空間だけどそこはフォトスタジオではないの?その可愛らしい衣装は自前?

私の記憶には無かったようなイベントや記念日が当たり前のように存在し、多くの親がこだわりを持ってお祝いをしている事に驚きました。

そして馴染みのあるイベント、クリスマスや誕生日であってもそうです。

部屋がまるでフォトスタジオのように、壁も床もお子様自身も可愛らしく飾られて、アートのような料理が並べられ、とにかく盛大にお祝いされている事が見受けられる写真が沢山。

独身時代、キャラ弁が話題になった時に、こんなお弁当作るのムリ!と感じたあの時の気持ちが蘇ってきました(笑)。


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(こういうのは、きっとインスタとかやってる人しかやらないやつだ…)

私は興味もないしセンスもないしやる気もない。

ついでに言うとインスタ含め、当時はSNSもやっていない。

間違いなくスルーするだろうなと、この時はそう思っていました。


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はい、もうお察しの通りです!

おむつアート?撮りましたとも!!

ハーフバースデー?盛大にお祝いしましたとも!!

フェルトで手作りの王冠を作ったり、おむつを月齢毎に並べたり、ガーランドなんて壁に貼り付けちゃって。

お料理だって、ニンジンをお花形にくり抜いたり、サーモンでバラ作ったり、ケーキを手作りしたり…

独身時代は一切自炊しておらず、味噌汁作れば鍋から溢れる量になり、クッキー焼けば漫画みたいに黒焦げにしていた私です。

結婚した時には、友達や同僚から主婦やる姿が想像できないと言われた私です。「こんなに面倒くさがりな人見た事ない」と言われたことのある私です。

そんな私が、イベントや記念日にこんな特別な事をするなんて思ってもいませんでした。そういう事をするタイプでは無いと思っていました。


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こういうものは自己満足の部分も大きいのかな~と思っています。

“子供の為にやってあげたい!”ということももちろんありますが、“私がやりたいからやる!”という気持ちの方が大きいこともあると思うのです。


私が子育てで一番驚いた事。それは「自分がそんな気持ちを持てた事」、そして「自分にそんな行動力があったこと」です。

私を突き動かすモノ。それは子供がいなかったら、一生理解できなかったモノかもしれません。

とは言え不器用なのは相変わらずなので、ネットでよく見る、いわゆる“インスタ映え”するようなものはとても用意できません。

でも、それでいいんだろうなと思っています。

今後も私なりの”特別”を、子供達に沢山用意したいと思います。


ライター名:まみ



※ この記事は2024年10月12日に再公開された記事です。

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連載「第二回 記事投稿コンテスト 『驚いたこと』」 #52
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