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公開 2019年03月28日  

小学校の「自学」という宿題に悩む娘。前進したきっかけは?

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娘の小学校では、毎日、宿題が出ますが、その中に「自学」というものがあります。苦手な漢字の練習や間違った計算問題にもう一度取り組んでみたりと、復習にあてることが多いのですが、それ以外に、自分の興味のあるテーマについて調べることもOKです。でも小2の娘には、そのテーマ探しが難しいようで…。

出典:http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10272004653

自由なテーマで取り組む自学に娘は四苦八苦!


娘の小学校では、毎日の宿題の中に、「自学」というものがあります。

基本は週に2回(それ以上勉強してもかまいません)、担任の先生に提出します。

A4で1ページのプリントやノートに、自分で何をするのか考えて勉強をします。

たいていは、苦手な漢字の練習や、テストなどで間違えた計算問題にもう一度取り組むなど、復習を中心に進めています。

それ以外に、自分の興味のあるテーマについて調べることもOKなのですが、小2の娘には、そのテーマ探しが難しいようなのです。

クラスのお友だちは、恐竜や昆虫など、自分の好きなものをイラストも交えて調べているようです。担任の先生が言うには、「調べる」という自学は、自由に本人が楽しみながら調べればいいとのこと。

「何をしたらいいか分からない」と悩む娘と、親子で自学のテーマ探しが始まりました。

娘は何が好き?まずは親子で話し合ってみた!


机に向かってプリントやノートを前にしていても何か思いつくわけではありません。

親としてどのようにサポートしようか、何から手を付けるべきかと悩みましたが、まずは娘の話を聞いてみようと、いろいろ話をしてみました。

先生がおもしろいと思った自学はクラスで紹介されることや、自学の提出回数も貼り出されるとのこと。

そのとき「貼り出されるんなら、いっぱい自学やったら?」と何気なく言ってしまい、娘を怒らせてしまいました。

知らず知らずのうちに自学は、娘のプレッシャーになっていたようで、娘の気持ちを考えず、簡単に口走ってしまったことは反省しています。

そこで「自学のテーマは、好きなことを選べばいいんだよ。お友だちのテーマがおもしろいと思えば、同じようにやってみればいいよ」、「基本は週に2回提出だから、まずはそこから頑張ってみよう」と励ましました。

クラスのお友だちの自学のテーマでおもしろかったことや、自分の好きな動物、引っ越す前の地域と今住んでいる地域の違いなど話しているうちに、調べてみたいことやクラスのみんなに伝えたいことが出てきたのです。

私も「娘もこれならできるかも…」と思えるようにったようです。

ここでパパ登場!実際にやって見せることで娘もヤル気に


これなら娘もできるかもと思った矢先、今度はA4用紙がなかなか埋まりません。

興味のあるテーマはいくつか見つかったけど、書き方、まとめ方がわからないのです。

そんなふうに娘が悩んでいるときに、パパが都道府県の本(産業や名産、伝統などが紹介されている)や科学のなぜ?にまつわる事典、動物園の飼育員さんの動物クイズの本などを買ってきました。

自分が興味を持ったテーマで、調べたいことがあったら、まずこの本で調べてごらんというのです。

それでも書き方やまとめ方がわからないと、グズグズ言う娘。

そこでパパは「自学か。おもしろそうだなぁ。パパもやってみていい?」と、楽しそうに自分が買ってきた科学の事典のページをめくり始めました。

あーでもない、こーでもないと言いながら、「雪はどうして積もるのか」というテーマでA4の1ページを書き上げてしまいました。

そして「これで、どうかな?」と娘に見せ、そして最後に「これ、学校に持っていってもいいよ」と冗談まじりに笑うのです。

さすがに娘は持っていきませんでしたが、パパがするのを見て、何かを得たようです。

大好きなネコのひげについて調べてイラストで紹介したり、同じ意味の言葉で方言を比較したりと、さまざまなテーマについて自学で調べることができました。

楽しみながら学ぶことをもっと大切に


勉強は、これから先もっともっと難しくなっていきますし、そのうち楽しくなくなるかもしれません。

今のうちに自由に調べたり、たくさんの本を読んだりすることの楽しさを身につけてくれればいいな。

その一つが自学だと思うので、今は親子でいっしょにあれこれ考えながら取り組むことができればと考えています。

図書館に行って本で調べたり、動物園や水族館の飼育員さんに話を聞いてみたいとか、親子でやってみたいこともたくさん出てきました。

夏には、自学の集大成(!?)の「自由研究」も控えています。

自学だけにとどまらず、今年は親子で気合十分に、さまざまなことにチャレンジしていきたいと思います。

※ この記事は2024年10月01日に再公開された記事です。

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